植木が生い茂ってボロボロの玄関→プロの手で……　“まるで新築”の仕上がりに感動「すごい」「すっきりした」

　築20年のお宅の玄関周りと生垣をリフォームした結果がYouTubeで話題です。まるで新築に戻ったかのような出来栄えが反響を呼び、動画は記事執筆時点で22万回以上再生されています。

危険な階段、手間のかかる植え込み、ボロボロの生垣……

　動画を投稿したのは、奈良県で外構工事や庭のリフォームをしている「いろは造園」のYouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」。以前には新築住宅の外構工事や、生い茂っている植木を切ったら庭が丸見えになってしまう庭のリフォームが話題になりました。

　今回は築20年のお宅の玄関周りと生垣をリフォームします。リフォームのきっかけはいくつかあり、まずは門から玄関へ続く階段の問題です。この階段の幅は各段で異なっており、踏面も広くて歩きにくいといいます。また、段差の部分に使われている枕木が傷んでおり、今にも壊れそうで危険です。

　門柱の周囲には植木や植え込みがたくさんありますが、管理が大変で虫も苦手とのこと。道路沿いには生垣と木製フェンスがあって落ち葉掃除が手間で、毛虫に触れてかぶれることもありました。よく見ると、生垣のギンモクセイは虫や菌に冒されていてボロボロ。確かにこれはリフォームしたくなりますね。

使い勝手の悪いものは全て撤去

　依頼主さんとの数度の打ち合わせ後にリフォームのプランが決定。外壁の塗装も予定していたので、それが終了してから玄関周りと生垣のリフォームを開始します。はじめに、依頼主さんの希望をくんで生垣や植木、植え込みは全て撤去しました。

　階段も全て撤去した後、建物の外周部分には防草シートの上に砂利を敷き詰めて雑草対策を施します。砂利を踏むと音がなるので防犯効果も期待できそうです。塀の外にも植え込みがありましたが、これも撤去して同様の雑草対策を施します。

　階段は高さや奥行きを全て一定にして昇降しやすくしました。また、階段脇の植物があった場所は新たに作ったブロック壁で囲い、必要に応じて花壇として使えるようにしておきます。

すっきりと今風な仕上がりに

　生垣の代わりとなるのは高さ1メートル20センチのフェンスです。元々あるブロック塀に穴を開け、そこにフェンスを設置しました。新たな花壇部分の外壁にもフェンスを設置します。オータムブラウン色の落ち着いた雰囲気のフェンスは、塗装し直した家屋の色にとてもよくマッチしています。すっきりと今風な仕上がりです。

　門から階段までのアプローチ部分は“洗い出し”とします。これは砂利などを混ぜたセメントを塗った後に表面を水で洗い流し、砂利を表面に露出させる仕上げ方法です。一般的に足元が滑りにくくなり、汚れも目立ちにくいとされています。

　門柱を残したままのリフォームだったため難しいところもありましたが、仕上がりを見た依頼主さんからは「感動しました」という感想をもらえたそうです。

「すっきりしましたね」「新築したみたいです」と反響

　まるで新築のような印象の外構リフォームに、コメント欄では「いいですね。すっきりしましたね」「キレイに仕上がりましたね」「おうちの塗り直しと相まって、新築したみたいです」「外構屋さんってすごいよね」といった声が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」では、失敗しない庭造りや無駄のない外構工事のノウハウを公開中です。また、X（@irohazoen）やInstagram（@irohazoen）でも情報を発信しています。

「Garden Produce TV / いろは造園」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」