庭に植えた青い花→丁寧に丁寧に手入れした、5年後……「全てのストレスが吹っ飛ぶ」　広がっていた“驚きの景色”に反響【海外】

　青い花に埋め尽くされた空間に……。自分が夢に見る理想の庭を作るために、コツコツと努力してきた男性の集大成を披露する動画が、YouTubeで「愛と忍耐だね」「全てのストレスが吹っ飛ぶ」などの反響を呼んでいます。

庭に青い花を植えて……

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Manshu Garden」（@manshu）。数年前に田舎へ移住した香港出身の満叔（マンシュ）さんが、廃墟と化していた農家をDIYでリフォームして、自身の思い描く理想の暮らしを作りあげていく様子を発信しています。

　今回は満叔さんが2019年の冬に始めた、理想の庭を作る計画の成果を披露しました。白い家の庭の、白い柵の内側にちょうどぴったり沿うような位置に、あこがれの青い花「ルリマツリ（プルンバゴ）」を植えつけます。

　ルリマツリは、かれんで涼しげな青と白の花を咲かせる熱帯花木。丈夫で長期間にわたって開花し、よく育つので庭に植えると映えそうですね。

　2020年の冬には、さらに追加のルリマツリを植えつけます。白くて低い柵だけで仕切られていた庭には、壁のある藤棚のような屋根付きの白い柵が組まれ、中央には白いブランコが設置されていて、さらにすてきな空間に変化しています。

理想の庭までもうちょっと

　2021年の冬になると、庭に入るための低い門扉がある場所に柱のようなものを建てました。そこにレトロな雰囲気の白い扉を取り付けたことで、プライベートが守られてリラックスできる空間に。扉の大きなガラス窓から光がたっぷりと入り込み、周囲も明るくなりました。

　こうして、長い年月をかけてじっくりと庭の手入れを続けた結果、2024年になると白と青のルリマツリが美しく咲くように。やがて冬が来ると花が枯れ、同じ場所で数年かけて育てていた白い野ばらを刈り込んでいき、ルリマツリも青い花と白い花の割合がちょうど良いバランスになるように剪定しました。

5年が経つと……

　そして、2025年の春を迎えると、5年かけてコツコツと作りあげてきた庭は、ようやくマンシュさんが夢に描いたようになりました。

　ルリマツリは柵を這って高く育ち、たくさんのかれんな青い花が庭や門、扉を幻想的に彩りました。一見すると自然に任せて咲かせているように見えますが、計画的に細かな手入れをして最良のバランスに整えられたものです。

「しあわせな気持ちになれそう」「すごいです」

　自分の理想を追求して、時間も手間も惜しまなかったマンシュさんの素晴らしい庭に、コメント欄には「私も植えています。こんなにこの花を愛している人がいるなんて、うれしいです」「嫌なことがあってもこれを見たらしあわせな気持ちになれそう」「本当に美しくてほれぼれします」「すばらしい」「愛と忍耐だね」「全てのストレスが吹っ飛ぶ」などの反響が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「Manshu Garden」では、理想の暮らしを実現するためのDIYや、その中で猫との暮らし、雨の日をただ楽しむ様子など、生活の中で感じる喜びを発信しています。

画像はYouTubeチャンネル「Manshu Garden」（@manshu）より引用

猫と自然とすごす静かな日々