20年以上前から家にあり、なぜかどうしても捨てられない不思議な品がThreadsに投稿されると、「すごいリアル」と話題になり、記事執筆時点で31万表示、9700件を超えるいいねを集めています。

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引っ越してもボロボロになっても……

 話題になっているのはThreadsユーザーの「あゆみ」(@ayu_gen_)さんが投稿した1枚の写真です。20年以上前に購入し、引っ越しをすることになっても、ボロボロになってもどうしても捨てられなかったという“モノ”とはいったい……?

手?!

 それはなんと作り物の「手」。 20年以上前、長男くんの幼稚園で行われたハロウィンの仮装のために東急ハンズのパーティーグッズコーナーで買ったというおもちゃの手です。これを肩に縫い付けた衣装を作ったところ、先生から「これは……」と躊躇されてしまい許可されなかったといいます。ここまでリアルだと、幼稚園の先生が心配してしまった気持ちもわかりますね。

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飼っていた文鳥との思い出も

 こちらの手とは、育児中のワンシーンやペットとの思い出も共有してきたといいます。長男くんのお友達が遊びに来たときに「お化け屋敷ごっこしよ!」とあゆみさんも誘われ、この手を口にくわえて“お化け役”をつとめたところ怖がらせてしまったことや、2025年に10歳で亡くなるまで一緒に暮らしていた文鳥の子守をしてくれたことなど……あゆみさんにとってかけがえのない品なのだとか。なお、怖がらせてしまった長男くんのお友達はその後もあゆみさんの家に遊びに来てくれたそうですよ。

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どうしても捨てられなかった“手” 

 家族の思い出が詰まった“手”にあゆみさんは「今回の引っ越しでも捨てられなかった……」「捨てられなくて普通に引き出しにしまってた」「捨てないよ」と、捨てないことを宣言。あらためてリビングに置かれた最近の“手”の写真を公開しました。20年以上のお付き合いですからね。ただ、夜寝ぼけて見てしまったらちょっと怖いですね……。

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「意思持ってそう」「もはや家族」と反響

 あゆみさんの家にある作り物の“手”にコメント欄では「迂闊に捨てたらそれはそれで事件w」「これ落ちてたら腰抜かすわ」「文鳥がこれにくるまってたかと思うと かなりシュールですね笑」「思い出もたくさんで愛着が湧いてきますね。もう、この手に名前をつけて代々受け継ぐというのはいかがでしょうか」「おいおいって思ったら 最後の文鳥さんのエピソードで不覚にも涙が……」とさまざまな感想が集まりました。

 また、あゆみさんが手を捨てられない状況に対して「もう命が宿ってますね」「意思持ってそう」「捨てても勝手に戻ってきそうな手」「不思議」「もうこれはアダムスファミリーなんよ、あなたの!」「然るべき時期が来たら自分から消えるので、今は家に置いてやってください。(冗談です」など、“ちょっぴりヒンヤリする感想”まで集まっていました。たしかに、もうすでに家族のような“縁”ができているのだとしたら……。

画像提供:「あゆみ」(@ayu_gen_)さん

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