「もう人間国宝だろ」　77歳おじいちゃん先生が描いたのは……　予想を超える“まさかの仕上がり”に「そうはならんやろ」「脳が追いつかない」

　SNSで大人気の“おじいちゃん先生”が、透明水彩で描いた絵をX（Twitter）に投稿し大反響。でも、おじいちゃん先生が楽しそうに描きはじめたとたん、何か起こったのか頭が追い付かなくなってしまって……？

　投稿者は“おじいちゃん先生”の愛称で親しまれている、水彩画家・水彩画講師の柴崎春通（@shibasaki_art）さん。身近な画材でいかにも簡単そうに、恐ろしく卓越した絵を描きあげてしまうことで知られ、投稿には毎回感嘆の声があがっています。

「暑いね」と描きはじめた絵は……

　今回投稿したのはある作品の制作動画から切り出した4枚の写真で、「いやー暑いね」と雑談するリラックスした1枚から始まります。どんなふうに作品ができあがっていくのか、ワクワクしますね。

　柴崎さんが今日描いていくのは風景画。「独り言をつぶやきながら透明水彩で空と海を描くよ」と中央に青色と砂色をのせていきました。

　さらに次の写真では、「楽しんでくれてますか？」と青色をさらに細かく塗り広げていきます。透明水彩らしい涼やかなこの色味は、青い空なのでしょうか。それとも海？

完成した絵にあ然

　そして4枚目の写真に目をやると……。そこには、波打つ海の上に広がる青い空と、大きく白い雲の隙間から神秘的な陽光が漏れる、精巧で壮大な作品が完成していました。

　でも、青い絵具を塗っていたところからあまりにもいろいろなプロセスが抜け落ちすぎているのでは……？　先ほどまでリラックスして色を塗っていたのに、いきなり超絶技巧の作品が目の前に現れて混乱してしまいそうです。

「そうはならんやろ定期」「脳が追いつかない」

　この投稿には、「えええ?!?!?!」「そうはならんやろ定期」「3から4の間が足らないっす！！」「4枚目で異次元」「おじいちゃんは魔法使い」「楽しもうとしてたのに既に絵が完成してた」「もう人間国宝だろ」など驚きの声が多数寄せられました。皆、柴崎さんの「楽しんでくれてますか？」の言葉に従って楽しもうとしていたところ、突然完成した作品のレベルに度肝を抜かれてしまったようです。

　柴崎さんのX（@shibasaki_art）では、他にも“おじいちゃん先生”の妙技をたくさん楽しめます。さまざまな画材で、モチーフも風景や人物、動物など多種多様。なにより、絵を描くことを心から楽しんでいると伝わる柴崎さんの笑顔が、見ているだけで心を安らかにしてくれます。

画像提供：柴崎春通（@shibasaki_art）さん

柴崎さんその他の作品を見る