ねとらぼ
2025/08/22 08:00(公開)

プロが4日間かけて“ミャクミャク”の刺しゅうをしたら…… あまりの完成度に「え、こっちの方が良い」「本家より好き」

 プロがミャクミャクをアレンジした“刺しゅう”をしたら……。すてきな完成品がInstagramに投稿され、「わぁぁすごい」「本家よりこの子が良い!」と話題に。なおこちらは、記事執筆時点で7300件を超える“いいね”を獲得しています。

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刺しゅう作家のトレジョリさん

 投稿したのは、刺しゅう作家の「TRÈS JOLIE(トレジョリ)」(@tresjolie_embroidery)さん。主にお花をモチーフにした美しい作品を手掛けており、過去には“ヘビの刺しゅう”が入った生地を大胆にカットして作るハンドメイド動画が話題になりました。

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ミャクミャクを刺しゅうしてみた

 今回挑戦したのは、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。青い体にニッコリ笑顔、そして頭には色とりどりのお花を飾った、なんとも愛らしい仕上がりです。独特のフォルムで話題になったミャクミャクが、やさしいパステルカラーのお花に囲まれることで、グッと親しみやすく、柔らかな雰囲気になりました。

プロがミャクミャクの刺しゅうをしたら……?
プロがミャクミャクの刺しゅうをしたら……?

 ブルーの本体はサテンステッチで均一に仕上げられ、カラフルな花々はレイジーデイジーやフレンチノットで立体感を持たせています。既存のキャラクターデザインを刺しゅうという技法で表現することで、元の造形とはまた違った印象に。糸の重なりや布の質感が加わることで、手づくりならではの温かさや独自の味わいが感じられますね!

フローラルなミャクミャク!
フローラルなミャクミャク!
細胞がお花になったオシャレすぎる仕上がりに!
細胞がお花になったオシャレすぎる仕上がりに!
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刺しゅうは巾着袋に

 トレジョリさんはその後「せっかくだし、刺しゅう布小物に仕立ててみた!」とコメントを添えて、ミャクミャク刺しゅうを巾着に仕立てました。使ったのは4枚の生地。まず表地と裏地をミシンで縫い合わせ、底にマチを入れて立体感を出します。返し口から表に返すと、あっという間に袋の形に。ひもは共布(ともぬの/作品の本体と同じ布のこと)をざくざくとカットして作り、最後に巾着に通しました。

生地を縫っている様子
生地を縫っている様子
巾着に!
巾着に!

 こうして完成した巾着を見てみると、シンプルな布地にカラフルな花冠をまとったミャクミャクが映え、持ち歩くだけで楽しい気分になりそうです。トレジョリさんによると、制作期間は4日程度。また「お出かけのお供に連れていきたいと思います」とも伝えています。

ハンディファンにサイズがぴったり
ハンディファンにサイズがぴったり
お出かけのおともに
お出かけのおともに

 なお、刺しゅうは万博の公式キャラクター二次創作ガイドラインにのっとり、個人で楽しむためだけに制作しており、販売や図案配布などは行っていないとのことです。

かわいすぎるミャクミャクに

 美しい仕上がりに「ヤバいヤバい」「天才!」「ミャクミャク、可愛くしてもらえて良かったね」「イメージ変えずに、お花になっててスゴイです」「花も似合うんですね」「エレガントなミヤクミヤク」「え、むしろこっちの方が良い」「本家より好き」「これが公式キャラクターになってほしかったです」「真っ赤な目玉よりずぅ〜っと日本らしい」「公式のデザインも好きですが、お花×パステルカラーのミャクミャクとっても素敵です」「売ってたら買います」と称賛の声が寄せられました。

 トレジョリさんのInstagram(@tresjolie_embroidery)ではこの他にも、さまざまな刺しゅう作品を公開中。販売はBASEminneにて行っている他、刺しゅう図案集『TRÈS JOLIE 刺繍の花詩集』も手掛けています。

画像提供:「TRÈS JOLIE(トレジョリ)」(@tresjolie_embroidery)さん 

TRÈS JOLIE 刺繍の花詩集"

TRÈS JOLIE 刺繍の花詩集

中野 美咲
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