2枚で22万円の“高級ベースボールカード”で「大谷翔平のサイン入り」を狙ったら……　“まさかすぎる開封結果”に反響「神引き」「完全に家宝」

　激レアの「大谷翔平サイン入り」が欲しくて、高価なベースボールカードを購入した動画クリエイターの開封動画が、神がかった展開で話題です。動画は記事執筆時点で21万回以上再生されています。なんというか、いろいろな意味で“持ってる”……！

目指すは大谷の「バットのカケラ入りカード」

　動画を投稿したのは、シモさんとカワさんの2人組が運営している「シモカワチャンネル」。デュエル・マスターズやポケモンなど、トレーディングカード関連の動画を投稿しているチャンネルです。

　今回はカワさんの趣味企画として、米TOPPS社のベースボールカードパック「2025 TOPPS STERLING　BASEBALL HOBBY」に挑戦しました。

　こちらはなんと、2枚しか入っていないのに、メーカー希望小売価格は約22万円――つまり単純計算で1枚11万円もする超高級ブランド。高価なだけあってレアカードの希少性が本当にレアで、ラインアップには選手のユニホームやバットの一部がサイン入りで封入されているものすらあります。

　目玉は2024年に大谷翔平さんが達成した、50本塁打・50盗塁を記念するサイン入りカード。このレア中のレアを狙い、カワさんは開封に臨みました。

出てきたのは予想の斜め上を行くレジェンド

　意を決して開けた箱の中には、厳重に封をされたカードパックが2つ。それぞれ「STERLLING ICONS（一流の象徴）」や「POSTSEADON PERFORMERS（ポストシーズンに活躍した選手）」など、中身を示唆するヒントが書かれています。

　ポストシーズンといえば、大谷翔平も2024年のワールドシリーズに出場していますし、出てくる可能性はあります。しかし、中身は2016年に来日し、短期間ながら読売ジャイアンツでプレーした、元キューバ代表のアドリス・ガルシア。米国への亡命を経てテキサス・レンジャーズに所属した2023年、チームの世界一に貢献した活躍からフィーチャーされたようです。

　そしてもう1枚、「一流の象徴」のほうを開けてみると、これが予想外すぎるレジェンド。なんと、ドリフなど日本のお笑いにも影響を与えたとされるコメディアンコンビ、「アボット＆コステロ」のルウ・コステロでした。このラインアップ、実は野球選手以外の有名人も入っているのだそうです。

　直筆のサインも封入されていますし、これはこれですごいお宝なのですが、カワさんは「おれスポーツカード買ってんけど」と困惑の様子です。

涙の2箱目で神降臨

　これではさすがに終われないと、カワさんは泣く泣くもう22万円足してカードパックを追加購入。今度のヒントは「TOPPS ALL-STAR ROOKIE CUP TEAM（TOPPSルーキーカップに選ばれた選手）」と「500 HOME RUN CLUB（通算500本塁打を記録した選手）」です。前者こそまずまずの結果に終わりましたが、予告が激アツな後者の中身に期待がかかります。

　というのも、通算500本塁打といえば、メジャーリーグ史上28人しか達成していない偉業で、少なくともこの時点で超一流野球選手が確定。大谷翔平こそ該当しないものの、ベーブ・ルースやハンク・アーロンなど、歴史に名を刻むレベルの選手が出てくる可能性もあります。

“まさかの大逆転”に「神引き」「完全に家宝」

　しかも、パッケージはずしりと手応えの来る重さ。期待に震える手で開封すると、夢のようなカードが顔を出しました。1998年にマーク・マグワイアと最多本塁打を争って年間66本を打ち、通算では歴代9位となる609本を記録したサミー・ソーサです。

　そして重みの原因は、試合で使っていたバットの一部。グリップエンドの丸い部分をスライスしたものが、カードに封入されているのです。カワさんも「あぁバットや!!!!!」と大喜び。

　「1カートンに1枚入っているかいないか」とされるレアを引き当てた強運に、コメント欄では「神引き」「完全に家宝」と驚きの声が多数。「貴重すぎる品を見られてうれしい」「コメディアンを引いてしまうところまで面白い」など、さまざまな反応を呼んでいます。

※画像・動画提供：YouTubeチャンネル「シモカワチャンネル」