真っ白に塗ったボード、デコレーションケーキのようにパテを絞っていくと……　幻想的すぎる完成品に「わぁぁぁぁ」「おとぎ話みたい」【海外】

春夏冬つかさ

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　真っ白に塗ったボードの上にパテを絞り出していくと……。そんな独特の方法でアート作品を作っていく動画がYouTubeに投稿され話題に。この動画は記事執筆時点で11万回以上再生され、多くの注目を集めています。

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Elvira art」（@el_artlab）。このチャンネルでは、カザフスタン在住の投稿者さんによる、インテリアアートパネルの制作動画が多数公開されています。

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絞って生まれる立体アート

　まずは、真っ白に塗ったボードに、絞り袋でケーキのデコレーションのようにパテを絞り出していきます。細いライン（パイピング）を重ね、形を整えていくと平面だった板の上に立体的な木がふわりと浮かび上がってきました。

　同様にパテを絞り、細い筋を束ねるようにして枝先から垂れ下がる藤の花を追加していきます。層を重ねるほど立体感が立ち上がってきました。

丁寧な作業で豪華パネルに

　パテのラインは、まるで陶器のレリーフのように繊細。そのままでも彫刻として十分に美しいのですが、さらに華やぎを添えるため、乾いたレリーフに薄く接着剤を塗って金箔を重ねます。金箔はとてももろいため、貼り付けた後にブラシでやさしく払うと、接着剤が乗っていない部分の箔だけがきれいに落ち、必要なところにだけ輝きが残る仕組みです。

　こうして余分な部分そぎ落とすと、パテで描いたレリーフのラインが黄金にきらめき、陰影までいっそう際立って見える仕上がりになりました。

　仕上げに、藤の房や枝先へ極小スタッズを丁寧に配置。気が遠くなるほど繊細な作業ですが、光を拾うたびに金箔の輝きと共鳴して煌めく藤の木は、上品でどこか幻想的な趣すら感じられます。

幻想的なアート作品に多くの反響

　コメント欄では「本当に美しくてまさに芸術作品」「壮麗で豪華。どんな宮殿にも飾れるクオリティー！」「息を呑むほどの美しさ」「おとぎ話みたい」「美しさを象徴する藤の花」「とても高級感のあるパネル」「わぁぁぁ、これはすごい……！」「動画では伝わらない美しさがありそう」「現実離れしている！」「言葉が出ない」などの声が見られました。

画像はYouTubeチャンネル「Elvira art」より引用