ドラッグストアの商品で、ジャンク品のテレビを修理する動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で6万2000回を超えています。
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画面がおかしいジャンク品
動画が投稿されたのは、ジャンク品のPCやテレビ、カメラの修理に取り組んでいるYouTubeチャンネル「パソコン病院」。以前には、複数のジャンク品から取り出した部品を組み合わせて、テレビの修理を試みる様子が話題となりました。
今回は、ハードオフでSONYのBRAVIA(税込み3300円)を購入。問題なく起動し、リモコンによる操作も可能ですが画面のあちこちが不自然に白くなっています。
妙に白い原因は、テレビやノートPCの画面上に塗られているコーティング剤にありました。表面に形成されたコーティング剤の膜はアルコールなどの溶剤に弱く、状況次第では溶けたり、剥がれたりしてしまいます。このBRAVIAも何らかの理由で塗膜が一部剥がれてしまったようです。
洗口液で対処
この白くなってしまった画面をきれいにするため、投稿者さんはドラッグストアに向かいます。お目当ては洗口液の「リステリン」。程よい濃度でアルコールが含まれているので、表面に残ったコーティング剤の膜を剥がすのにちょうど良いそうです。
塗膜の剥がし方は非常にシンプル。リステリンを塗ってしばらく様子を見た後、乾いた布で拭くだけです。コーティング剤が剥がれると、画面の光の反射具合が目視できるレベルで変化するとのこと。
薬液が内部の精密機器を壊す可能性もあるので、作業する際はリステリンが部品の隙間から入りこまないよう注意。画面のフチをマスキングしておくと安心です。
なお、一般的な家庭で再度コーティングすることは不可能。今回の処置は“コーティング剤が剥がれたジャンク品をどうにかしたい”という特殊なケースでのみ使える方法だとしています。
リステリンで洗浄した結果、画面のムラは減少。3300円のジャンク品が普通に映像を楽しめるレベルとなりました。
コメント欄には、「3300円でそれはロマンすぎる!!」「いい買い物ですね! わいもハードオフのぞいてみよう」「知識があれば、中古商品店は宝探しのような場所になるんですね」「これMacBookにも使えました! ありがとうございます!」などの感想が寄せられています。
投稿者さんはYouTubeチャンネルの他、X(Twitter/@Pasokon_Byouin)とTikTok(@pc_clinic)、Instagram(@junkpcclinic)も運営中。経営している修理ショップ「パソコン病院」では、PCの故障や不具合に関する無料相談を受け付けています。
動画提供:YouTubeチャンネル「パソコン病院」
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