爪がスラーッと伸びた美しい指先→実は……「すごっ！」「思いつかなかった」　プロが教える“目からウロコの裏技”に仰天「こんな使い方あるんだ」

川上酒乃

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　目からウロコのアイテムを使って、爪がすらっと伸びた美しい指先に整えるアイデアがYouTubeで話題になっています。プロのネイリストがわかりやすく解説する動画は記事執筆時点で5万8000回以上、要点をまとめたショート動画は13万回以上再生され、1000件を超える高評価が寄せられました。これはぜひ試してみたい……！

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プロが教える「セルフネイルのコツ」

　動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「ネイリストASKA」。ネイリストのASKAさんが、初心者でも挑戦しやすい100均セルフネイルの方法や、ジェルネイルの基礎、仕上がりが変わるコツなどを紹介しています。過去にはキャンドゥで販売しているマグネットジェルを紹介する動画も反響を呼びました。

生ジェルネイルシールで長さ出しをするナイスアイデア

　今回話題になっているのは、ドラッグストアや100均、バラエティショップなどで種類豊富に販売している「生ジェルネイルシール」とあるものを組み合わせ、すらっと細長く伸びた美しい爪に整えるアイデアを紹介する動画です。

　生ジェルネイルシールとは、本来液体状態のジェルを半硬化してシート状にしたもの。サイズを合わせて爪に貼り、UVライト等でしっかりと硬化することで、持ちが良くつやつやのジェルネイルを気軽に楽しめます。デザインが豊富にそろっており、ネイルサロンでオーダーするような複雑なアートも自宅で簡単に装えるのが魅力です。

　通常は爪に貼った後で余分な部分をカットしたりネイルファイル（やすり）で削って使用しますが、今回ASKAさんは生ジェルネイルシールを使った「ネイルの長さ出し」の方法を教えてくれました。

シールの形をチップで整える

　まずはエタノールなどで爪の表面の油分を除去し、ベースとなるジェルを塗って硬化します。その後、一度表面をエタノールで拭って未硬化ジェルを拭き取っておきましょう。長持ちさせたい場合は通常のベースジェルを、1週間ほどで取り外したい人はピールオフタイプのベースジェルを選ぶと良いそうです。

　ピンセットを使って爪にぴったりか少し小さめサイズの生ジェルネイルシールを貼ります。今回は長さだしが目的のため、自分の爪よりも長いシールを選んでおくことがポイントです。きれいに貼るコツは動画で詳しく解説しています。シールはシリコーン製のネイルプッシャーなどでしっかりと貼り付けましょう。

　ここからがきれいな長さ出しをするための一番大切なポイントです。ASKAさんが取り出したのは、透明のネイルチップ。これを先ほど貼ったネイルシールに被せて、シワにならないように裏を整えて押し付けると……爪先までがゆるくカーブを描いた美しい形に補正されました！

　その後チップの上からネイルライトをあて、生ジェルネイルシールを硬化させます。チップを取り外すと、シールの先までカチカチに固まりました。

　しかし、このままだと強度にやや不安があるため、ネイルシールに厚みを出して補強をします。爪の裏には拭き取り不要のノンワイプトップコートを、表側には固く仕上がるハードジェルやアイシングジェルを塗り、しっかりと硬化をしました。この作業を好みの厚みになるまで繰り返します。

　未硬化ジェルを拭き取ったら、ネイルバッファーなどで爪先の形や長さを整えます。最後の仕上げにノンワイプトップコートを塗って硬化させたら、長くても生活する上で不安がないほどカチカチなネイルが完成しました！　シールを貼っているとは思えないほど自然な仕上がりです。

目からウロコの裏技に反響

　貼るだけではペラペラで平べったくなってしまうネイルシールにチップをかぶせて硬化することで美しく長い爪に仕上げられるアイデアには「すごっ！　シールのこんな使い方あるんだ！」「チップで形を整えるのは思いつかなかった」「チップを被せて成形するのは天才の所業」と驚く声や「1本だけ割れ欠けで短くなってしまった爪をそろえるにも良さげなテクニックですね」「時間が無い時にすごく便利」「爪短いからめっちゃ助かる！」「もっと早く知りたかった」とさまざまな反響が寄せられています。

　ASKAさんは、YouTubeだけでなくInstagram（@aska_nailist）でも情報を発信しています。