ねとらぼ
2025/08/28 10:30(公開)

2年前に漬けた梅干し、容器を開けたら…… 「えぇ!凄い!」“神秘的光景”にビックリ「毎年作ってるけど初めて見た」

 一昨年つけた梅干しをよく見てみたら奇妙なものが……? 自然発生した“あまりに美しい奇跡”に注目が集まり、この投稿を記事執筆現在までに1万件以上の「いいね!」を獲得しています。

 話題となっているのはThreadsユーザーの「ribon-loves」(@kiki328m)さんの投稿です。

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2年前に漬けた梅干しに……?

 2年前に漬けた梅干しを大事に大事に食べていたというribon-lovesさん。この日の昼食にも梅干しを使おうと、漬け容器の蓋を開けてみたら、何かキラッと輝くものが目に入ったそうです。

梅干しにキラッと輝くものとは……?
梅干しにキラッと輝くものとは……?
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特別な作り方はしていない

 そっと取り出してみたら……なんと、かなり大きな塩の結晶が梅干しにいくつも付着。まるで宝石のようです……! ribon-lovesさんによると、この梅干しは塩分濃度18%以上で漬けていたとのこと。作り方は一般的な梅干しづくりの手順で、梅雨が明けたら3日間干し、梅酢も容器に入れたままフタをして3日天日消毒。干し終わった梅干しは梅酢に戻すという流れ。とくだん変わったことはしておらず、完成後は食器棚に2年保管していたとのことです。

梅干しに煌めく塩の結晶
梅干しに煌めく塩の結晶

 食品の保存や製造環境が整った現在、梅干しの塩分濃度は一般的に5%から20%ほどと幅広くなっています。減塩やはちみつ入りのものもあり、必ずしも塩分濃度が高い梅干しだけではなくなっています。

 そのようななかで、ribon-lovesさんが漬けた梅干しの「塩分濃度18%」は、梅仕事を行う人のなかでも「カビが生えづらく失敗しづらい」とされる、昔ながらの保存性の高い濃度。このことも手伝ってか、水分の減少で塩が飽和状態になったのち、結晶化して析出したようです。

食べるのがもったいないほど美しい結晶
食べるのがもったいないほど美しい結晶
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梅干しの結晶に反響

 この投稿には「プラケースに入れて飾れるレベル」「こんな美しい結晶」という声や「梅干しからのプロポーズだ……! こんなおっきい石……! 素敵!」というすてきな感想も寄せられていました。

 また、毎年梅を漬けている人からも「見たことない」という声が多く寄せられていました。梅仕事を長年続けていたら、一度はお目にかかってみたいものですね。

画像提供:ribon-loves(@kiki328m)さん

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