自宅に水族館作る→市販の水槽でも並べるのかと思ったら……　「笑ったwww」“ありえん光景”に「レベルが違った」

　家の庭に“水族館”を築き上げる様子が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で6万9000回を超えています。大きめの水槽でも並べるのかと思ったら……。

理想を求めて

　投稿者は、YouTubeチャンネル「庭の池で釣りしよう」を運営しているでぶごんさん。自分が理想とする生活を送るため、釣った魚をたくさん飼育できる生簀のような水族館のようなものを作ることにしました。

　施工業者も決まったので、用地の古井戸や樹木を全て撤去。井戸水で飼育できるよう、新しく25メートルの深さの井戸を掘ってもらいました。……って、井戸を掘るところから！？　井戸が完成した初日の水は濁っていたものの、1週間後には透明な状態へ変化。これなら問題なく使えます。

　でぶごんさんが考えている完成形は、コンクリートで四方を囲った水族館のような作り。完成するまで待ちきれなくなったでぶごんさんは、ビニールシートを使った巨大プールを組み立て、魚たちの姿を楽しむことにしました。

　古井戸のあった場所が陥没してしまうというアクシデントにも見舞われましたが、諦めず作業を進めます。井戸掘りで発生した残土を使い、プール真下の穴をきれいに埋めました。処分費用も浮いて一石二鳥です。

池作りスタート！

　そして、いよいよ工事が本格的にスタート。まずは重機で穴を掘って鉄筋入りのコンクリートを打ちました。土台が完成したので、次は四方の壁と池底部分に使う鉄筋を入れます。しっかりとした造りだ……！

さらなるアクシデントも

　コンクリートを打って防水塗料を塗り、正面部分には水族館仕様のアクリルガラスをセット。取水と排水の設備を作ったら完成です！　しかし、パイプから水を出してみると徐々にその色は変化。やがて真っ茶色になってしまいました。

　これはより強力になったポンプが、沈殿していた砂や泥まで引き上げてしまったことが原因。出てくる水が透明になったところで一度排水を行い、底にたまった泥を洗い流すことにします。

　底部を洗い続けたことで、ついに最高の池が完成しました。アクリルガラス越しに中の様子を観察できる点は、まさに水族館。早速、記念すべき第1号の生物をこの池に導入します。

最初に導入したのは……

　少しずつ浮かび上がっていく巨大なシルエット。その正体は……“背びれ”を着けたでぶごんさん本人でした。飼い犬の「しろまる」くんが不思議そうに見つめる中、魚がいない水槽を自由に泳ぎ回っています。快適そうだ。

　しかし、そこに“釣り人”が登場！　でぶごんさんをゲットしようと勝負を挑んできました。食べられる訳にはいかないので、当のでぶごんさんも必死に抵抗。大きな水しぶきを立てて粘ったものの……。とんでもないスケールの水槽で繰り広げられる大迫力の茶番、ラストが気になる人は動画でご確認ください。

「すげー行動力」圧巻の出来に反響

　自分が理想とする池を作り、魚を導入する前に思い切り内部まで満喫したでぶごんさん。動画は完成した光景を眺めながら、庭キャンプを堪能する場面で締めくくられています。七輪で焼いた肉がとってもおいしそう……。最高の娯楽ですね。

　コメント欄には、「ヤバイ！　夢の生活」「男のロマン」「こういう生活絶対にやってみたいって思うけど実際にやるのすごい」「すげー行動力」「最初の生き物、笑いました」「自分んちの庭に池作るのに参考にしようとかいうレベルではなかった。レベチすぎた(褒めてる)」「流し見でと思ってたまたま開きましたが、めっちゃ凄いやんと思って連続で2回見ました」などの感想が寄せられています。

　でぶごんさんは、YouTubeのサブチャンネルとブログ、X（Twitter／@tokyolife_blog）、Instagram（@gardenpondfishing）、TikTok（@gardenpondfishing）も運営中。魚たちが池で泳ぐ様子などを公開しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「庭の池で釣りしよう」