ぎこちない「敬礼」の新人自衛官→30年後……「バカ笑ったわww」 想像できない“まさかの変化”が750万再生

　階級が上がるにしたがい敬礼のやり方が変化していく自衛官を演じた動画が、YouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で765万回以上再生され、9万8000件以上の“高評価”を集めるほど話題になっています。

まだまだぎこちない1年目

　投稿者は元自衛官の動画クリエイターである「バトラー軍曹」（YouTube）さん。今回、話題を呼んでいるのは「敬礼でわかる自衛隊のキャリア」と題された、階級ごとの敬礼のやり方を演じ分けた動画です。

　まず登場したのは、入隊1年目の新隊員。「お疲れ様です！」と元気よくきびきびした動きで敬礼しますが、まだまだぎこちなさも感じられます。この時期は周りはみんな階級上位者のため、敬礼のしすぎでなかなか目的地にたどり着けないこともあるのだそうです。

余裕が出てくる3年目

　続いては入隊3年目の陸士長の敬礼。「お疲れ様す！」とややくだけた口調になり、表情やしぐさにも余裕を感じられるようになりました。階級が上でも他部隊の隊員には敬礼しないこともありますが、幹部にはしっかり敬礼するといいます。

先に敬礼され始める5年目

　入隊5年目、階級が3曹となると、あいさつはせずに手の動きだけで敬礼するように。しかし目の輝きは良好で、少しずつ威厳が身についてきたように見えます。このあたりからは先に敬礼されることもあり、階級の低い隊員への答礼は「お疲れ！」や無言での敬礼で返すことが多いようです。

「とにかく怖い」10年目

　お次は入隊10年目の2曹。キレのある動きで無言で敬礼を繰り出すその姿は「とにかく怖い」という印象なのだとか。目つきも鋭く「何人か人を消したことのある形相」のようにも見えてしまいますが、実は意外と仲間思いなのだそうです。

入隊30年目、大ベテランの曹長になると……

　最後に登場したのは、入隊30年目のベテラン・曹長。どういうわけか敬礼をすると、額に添えた右手が「バイイィィン！」と小刻みに震えるようになります。指・ひじ・脇のフォームももはや原型をとどめていませんが、どこか芸術的なものも感じられるかもしれません。こんな曹長にも、新人だった時代があると思うとなんだか感慨深いですね。

「現役ですが、メッチャ理解できますww」

　自衛官の敬礼の変化を再現した動画に、コメント欄には「腕ばいぃぃん!!で外なのに爆笑しちゃったじゃないかー!!」「腕ばい〜ん好き」「演じ分けがお見事！」といった反応や、「曹長、クソわかるww」「現役ですが、メッチャ理解できますww」「ばいーーんってどこも同じなんだなww曹長の先輩がそれだったw」「曹長その通りすぎてバカ笑ったわww」「分かりみが深すぎます」など、自衛官経験があるとみられる人からの共感の声が多数寄せられていました。

　バトラー軍曹さんはこの他にも、自衛官時代の「あるある」など、元自衛官の経歴を生かした動画をYouTubeに多数発表しています。

※動画提供：バトラー軍曹さん

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