1本のジーンズからさまざまなパーツを切り出して縫い合わせたら……完成したおでかけぴったりなアイテムが、まるで高級専門店のような仕上がりとなっています。素材のカジュアルさを生かしつつ、きれいめな印象に仕上げたデザインが秀逸です。

一生使えるミシンの基本 実用No.1シリーズ

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ハサミでジーンズをジョキジョキ

 投稿者は、デニムリメイク作家のすずさん(@suzuka_imsk)。家庭用ミシンで、デザインも機能性も抜群なトートバッグを作り上げていきます。

 まず用意するのは1本のジーンズ。ハサミで硬い縫い目を避けてカットし、解体するところから作業が始まります。後ろポケットはリッパーを使って外します。

まずは裁断

 そこから本体、ポケット、マチ、底布、持ち手などを切り出します。パーツ数は裏布も含めて全部で24個。多くて大変ですが、その分ポケットいっぱいの便利なバッグが完成します。

 一部のパーツには、強度を高めるために接着芯を貼り付けます。厚さは好みで調整します。動画では3~4枚を重ねて貼っています。

接着芯はお好みの厚さで
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パーツを縫い合わせていくと……?

 次は外ポケット作り。マチや表本体に縫い付けていきます。裾やバックポケットを利用するなど、元のデザインを生かします。またジーンズといえばこれ。前脇ポケットに似せた形のポケットも作ります。

前脇ポケット風のデザインに

 パーツどうしを縫い合わせていくと、だんだんとバッグの全体像が見えてきます。ステッチを2重にしたり、金色のカシメを打ち込んだりして、ジーンズらしさを再構築。すずさんのセンスが光ります。

パーツを縫い合わせていきます

 持ち手もジーンズの生地で作ります。3センチ幅のテープ状にしたら、中央部分だけ半分に折って縫います。エレガントな印象の持ち手が出来上がります。

持ち手もジーンズで作ります
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内側にもポケットたくさん

 バッグの内側にはストライプ柄の裏地を使用。中央にはファスナー付きの大きな仕切りポケットを取り付けます。さらに裏本体にも内ポケットを2個縫い付けます。

ファスナー付きの中央ポケットも

 いよいよ表本体と裏本体を合体。外表に合わせて袋口を仮縫いしたら、バイアステープでくるんで始末します。この太めの縁取りがジーンズのベルトのようにも見えて、とてもかわいく仕上がります。持ち手をつけてカシメを打ち込んだら完成です。

袋口はバイアステープでくるんで処理
カシメを打ち込みます
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ジーンズリメイクトートバッグが完成!

 ジーンズ1本が、機能面でもデザイン面でも文句なしのトートバッグに生まれ変わりました。ジーンズらしいポケットが大小さまざまにあしらわれており、スマートフォンやペン、小物などをサッと収納できてとても便利そうです。

完成!

 バッグの中をのぞいてみると……機能性の高さにさらにびっくり! 中央には大きなファスナー付きの仕切りポケットがあり、荷物の整理がしやすそうです。加えて内側の両面にもポケットがついています。

ポケットがいっぱい
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「最高に好きなデザイン」と絶賛の声

 ふんだんに手間をかけて作ったトートバッグ。YouTubeでは詳しい作り方を全部で39分と超大作の動画で紹介しているほか、Instagramではダイジェスト版を公開しています。コメント欄では「めっちゃいい」「最高に好きなデザイン」「すごい!完璧です」といったコメントが寄せられるなど、大好評の出来栄えとなっています。

動画提供:すずさん(YouTubeInstagram

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