「ミニマリストになったパパ」に押入れの片付けを任せたら……　3時間後の“光景”に衝撃「気持ちいいいいい!!!」

　何が入っているのかも分からない押入れを、ミニマリストになったパパが片付ける動画がYouTubeに投稿されました。片付けに関する考え方も参考になる動画は、記事執筆時点で8万9000回以上再生され、断捨離に関心のある人たちから高評価を得ています。

　動画が投稿されたのはYouTubeチャンネル「パパミニマリストSou」。妻と子どもとの3人で、シンプルな暮らしを心がけるパパ（Sou）さんが、「断捨離」や「節約術」の動画を公開しています。今回の動画は、物でいっぱいの押入れを片付ける様子です。

いったん全部出して「物との関係」を再確認

　広いスペースにたくさんの物が入っているというSouさん宅の押入れ。いったい何が入っているのか把握もできていません。使っているものや必要なものはほんの一握り……。今回は必要な物以外全部手放して二度と散らからない押入れを作ります。

　まずは、全部一気に部屋に出します。全部出してみて初めて、これまでの物と付き合い方を再確認出来るのだそうです。何を大切にしていて何に執着していたのか、そして「あぁ、なんでこんなものを買ってしまったんだろう」と、いつの間にか変化した価値観に気付くことができます。

　物だらけでめちゃくちゃな状態の部屋を見て、「こんなに物があったのか」という驚きとともに「この物の分も家賃が発生していたんだ」という現実を受け入れることに。ここから必要なものだけを選んでいきます。

収納を増やすための物は、物を呼び込む

　スペ－スを取る布団・クッション類を確認。冬用の厚手の掛け布団2枚と毛布1枚など、実際に「今必要なもの」だけを残しました。誰かが泊まりに来た場合は、布団レンタルを気軽に利用すればいいのです。

　次にほとんど必要ないと仕分けしていったのは、収納に使えるもの。「収納を増やすための物は、物を呼び込む」ので容赦なく手放していきます。

寄付することで少し気が楽になる

　なかなか捨てられないのが子ども用品です。知人からもらった大量のおさがりの服はありがたかったけれども結局使わず……。また、子どもがすぐに大きくなって買った服もあっという間にサイズアウト。思い出が詰まっていて簡単に捨てる決心がつかずに困っていました。「もし弟妹が生まれたら」とも考えますが、いつかのために今のスペースを圧迫してしまうのはもったいないと感じます。

　そこで、使わなくなったベビー用品はまとめて寄付することに。必要とする人に届くのであれば、手放すのも少し気が楽になります。

思い出の品物や本は……

　Souさんの思い出ボックスは、手紙や写真、年賀状などデータ化出来るものはいったんまとめておいて、後日まとめて写真を撮ってクラウド上に残すことにしました。人からもらった物は、自分で買った物を手放すときの何倍もエネルギーが必要。それが分かっているからこそ、Souさんは人に何か贈る場合は、残る物ではなく、お菓子など後に残らない物を選ぶようになったそうです。

　本が好きなSouさんは、本がぎっしり詰まった本棚があるのは当たり前で、100冊ほど持っていましたが、実際に読み返すことはほとんどありませんでした。電子書籍でも買えるので、「今の自分に必要と思える本」だけ残して手放すことに。妻が集めてきたマンガの山も、家族と相談して手放すことにしました。

3時間の作業で……

　作業開始から3時間以上が経過……。大量の物を手放すことができました。正直、これだけの不要なものを隠して「なかったことにする」押入れの収納力にはにビックリです。捨て活後の押入れは、半分以上空きスペースができて、快適に。子どものものが今後増えることは予想されますが、今の状況が基本になるよう、ていねいに暮らしていこうと誓うのでした。

「これから捨て活しますっっ」「明日クローゼットを断捨離します」

　動画には、「映画でも観に行こうかなーと思ってたところに動画が出てきて。これから捨て活しますっっ」「断捨離中なので仲間を探したくて見てみました　謙虚な方ですね」「動画を見てとても気持ちいい気分になりました。かなり処分されてて私も、明日クローゼットを断捨離します」「出産前のいまだ！と、思い始めた矢先でしたので溜め活をやめてもっと自由に行きたいと思います」「全然ものが減らず最近は特に捨て活が滞っていたので、動画を拝見してモチベをあげて頑張りたいと思います！」など、自分も頑張りたいというコメントが寄せられていました。

　YouTubeチャンネル「パパミニマリストSou」ではこの他にも、人生をもっと豊かにもっと自由にするためのシンプルな暮らしをかなえる「断捨離術」や「節約術」を公開しています。

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画像提供：YouTubeチャンネル「パパミニマリストSou」

（Yuki ブログ「たたかうこいぬ」／Instagram）