ねとらぼ
2025/09/14 21:30(公開)

「怒りの鹿」「うなされることも……」 実家で発掘した母のアルバムの様子がおかしい “クセ強センス”が「じわじわくるw」と594万表示

 ある家庭で、古いフォトアルバムが発掘。書き込みやコラージュによるクセの強い演出が、X(Twitter)で笑いを呼んでいます。

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雑誌の切り抜きに彩られた母のアルバム

 投稿したのは、Xユーザーの川北すピ子(@su_pico)さん。帰省した際に、お母さんが編集したユニークなアルバムを見つけました。

結婚式の記念ページだけでカオスすぎる
結婚式の記念ページだけでカオスすぎる

 貼られていたのは、結婚式や旅行先など、若かりし頃の両親の姿。その多くは「季節は熱気」「拍手は鳴り止まず」など、雑誌記事や広告から切り抜いたであろう文字で装飾されています。手法もさることながら、文言のチョイスがユニーク。

夫人になった頃の写真に「夫人」。引用元は何? イメルダ? チャタレイ? エマニエル?
夫人になった頃の写真に「夫人」。引用元は何? イメルダ? チャタレイ? エマニエル?
密会っぽく演出された2人
密会っぽく演出された2人
「うなされることも……」って何だ? 引用元の記事が気になる
「うなされることも……」って何だ? 引用元の記事が気になる
現在は愛知の記念館「明治村」に残る、ブラジルに移民した日本人が建てた住宅。「サクセスへの第一歩」の切り抜きが、アントニオ猪木的なドリームを感じさせる
愛知の記念館「明治村」に移設展示された、かつてブラジルに移民した日本人が現地に建てた住宅。「サクセスへの第一歩」の切り抜きが、アントニオ猪木的なドリームを感じさせる
谷汲山華厳寺にて。どんな夢を聞かせたのかな
谷汲山華厳寺にて。どんな夢を聞かせたのかな

 ページを繰るうちに、お母さんが出産した当時の写真が現れ、やがて小さな女の子(川北さんの姉)が登場。「一瞬は長いと知った」と、当時ニコンの広告にあったキャッチコピーが貼られていて、娘との暮らしを喜ぶ様子がうかがえます。

出産時の写真にそのまま「赤ちゃん」
出産時の写真にそのまま「赤ちゃん」
昭和の末期に、ニコンの広告に用いられていたキャッチコピー
「たまにはアップで迫ってみよう」
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お母さんの言葉選びが面白すぎる

 なかには、動物園の雄鹿が立ち上がって威嚇し合う衝撃的な瞬間も。印象深かったのか、お母さんは自筆で「怒りの鹿」とコメントを添えています。やはり、全体的にワードセンスが独特でおかしい。

家族で行った動物園の写真をよく見ると……
荒ぶる雄鹿の抗争
荒ぶる雄鹿の抗争
コメントがそのまんますぎておかしい
コメントがそのまんますぎておかしい

 当時鑑賞したライオネル・リッチーのコンサートチケットなど、思い出の品も詰まったアルバムは、590万回を超える表示数、13万件以上“いいね”を集めるなど広く拡散。「すてきなアルバム」「じわじわきます」「笑いが止まらない」と、お母さんのセンスにハマる人が続出しています。

画像提供:川北すピ子(@su_pico)さん

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