東大卒の箱入り娘が“2万円”で親子丼を作ったら……　まさかすぎる完成品に「食材じゃないんかーい」「初めて見たw」

　東大卒の箱入り娘が作った“原価2万円の親子丼”が「面白すぎる」「初めて見たw」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で7万3000回以上再生されています。原価2万円って、いったいどんな材料を使ったんだろ……？

“自炊ニワカ”が最強の親子丼を作る

　動画を投稿したのは、2023年3月に東京大学、2025年3月に東京大学大学院を卒業したYouTuber・たむらかえさん。YouTubeチャンネル「たむらかえ2」では以前、浪人決定時と大学院卒業時の比較写真や子ども時代の“手乗り写真”失敗が話題になりました。

　最近まで専業主婦の母がいる実家暮らしで“箱入り娘”だったというたむらさんは今回、親子丼作りに挑戦すると宣言します。“自炊にわか”の夢として、原価がめちゃくちゃ高い最強の親子丼を作りたいそうです。なんでも、親子丼というネーミングに惹（ひ）かれたとのこと。

かっぱ橋道具街へ

　材料を購入しに外出しましたが、まずは器からということで、食器・調理器具の専門店が集まる東京都台東区のかっぱ橋道具街を訪れました。

　たむらさんが購入した器は、まさかの「予算外」。そして「器の店って怖いですね。常に最悪の想像をしちゃう」とポツリ。子どものころから両親や姉に「お店の器を割るんじゃないか」と警戒されていたそうで、現在でも「『割るんじゃないか』という気持ちで頭がいっぱいで緊張がえぐい」と器選びを振り返りました。

まさかの器

　自宅に戻ったたむらさんは購入品紹介を始めます。購入した器はなんと、有名な陶芸家・辻村史朗さんの息子・塊さんが作ったもので、お値段は2万2000円だったそうです。そして「絶対に割らないように親子丼を作っていきたい」と意気込みます。

　一方、そろえた食材は6個600円の卵パック、ミツバ、タマネギ、朝のうちに抽出しておいた一番だし。さらに、親から野菜不足を心配されるのでオクラとナスで小鉢を作るそうです。食材については卵が少し高いだけで、他は普通の価格とのこと。

調理・実食

　調理シーンは20秒ほどで終わってしまったのでこだわりポイントなどはよく分かりませんが、ともかくそれなりにおいしそうな親子丼が完成。みそ汁、オクラとナスの小鉢もできました。

　実食してみると、器と親子丼とミツバがいい感じに相互作用しておいしいとのこと。「正直言うと、もっと上行けそうな感じがしますね。だしがうまい。結構親子丼、掘りがいがあるなという感じ」と、料理に探求心を燃やすたむらさんらしく締めくくりました。

「食材じゃないんかーい」「まさかの器代で横転」と反響

　動画のタイトルが「原価2万円の親子丼」であったことから、たむらさんの作った親子丼には「原価2万円って、食材じゃないんかーい」「まさかの器代で横転」「最高級地鶏とか幻の卵とかそっちの原価と思いきや皿」「料理の原価の10割が食材費以外なの草」「予想外の流れから、器って大事って思える」「料理人じゃない人がかっぱ橋に行ってるの初めて見たw」「なんやかんや育ちのよさが出ちゃってる」といった声がコメント欄に寄せられています。

　たむらさんは、少し変わった日常や何かに挑戦する様子を公開するYouTubeチャンネル「たむらかえ2」と、お菓子作りの様子を伝える「たむらかえ」を更新中です。また、X（@tamurakae_）でも皆を笑顔にする楽しい日常を発信しています。

「たむらかえ2」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「たむらかえ2」