93歳おばあちゃん→超細かい“塗り絵”に挑戦したら……　衝撃の仕上がりに「93歳とは思えない」「センス良すぎ」

　93歳のおばあちゃんによる“塗り絵”がThreadsに投稿され、「命が吹き込んだみたい」「色彩感覚が素晴らしい」と話題に。なおこちらは、記事執筆時点で12万回表示を突破、9400件を超える“いいね”を獲得しています。

これまでに塗った塗り絵は100冊以上

　投稿したのは、4歳息子と2歳娘を育てるママ「おこめやさん」（@ocomeya_sanrio）さん。おこめやさんの夫の祖母にあたる御年93歳のおばあちゃんによる塗り絵作品を公開しました。趣味がないというおばあちゃんに塗り絵をプレゼントしてから早8年……。気が付けば100冊以上を描き上げるほど、すっかり塗り絵に夢中になっているそうです。

　今回挑戦したのは『人気イラストレーターたちの幻想的な世界のぬりえ Magical World』。最初の絵柄は、細い木の枝の間に立つスカーフを巻いた女性。そのそばにとまるフクロウは、黒と白で羽を塗り分け、顔にはくすんだ黄色、胸元には紫を中心とした色が重ねられています。立体感や羽の柔らかさが表現され、じっと見入ってしまうほどの仕上がりです。

　続く作品では、生命力あふれる女性の姿が。ピンクのワンピースにブルーのケープを羽織り、明るい茶色の髪が風にたなびきます。周囲には、黄色やピンク、紫や緑に彩られた6羽の鳥がリボンとともに舞い、画面全体から躍動感が伝わってきます。

　おこめやさんも「選ぶ色に ばぁばぁの人生感 出るなぁって」とコメント。長い人生を彩ってきた感性が表れているようですね。

ハンカチやスカーフにもぴったりな色合い

　人物ではなく模様を塗った作品もあり、お花のパターンを見た人からは「ハンカチにしたらかわいい！」と称賛の声が。おこめやさんも「嬉しい〜!!　ほんとハンカチとか商品化したいぐらい素敵なんです」と共感していました。実際に持ち歩けば、心が華やぎそうですね。

大切に使っている色鉛筆

　さらに、おこめやさんはこれまで何度か色鉛筆もプレゼントしています。おばあちゃんは鉛筆が短くなるまで使い込むほど大切にしていて「この色好きだから、なかなか捨てられないのよね〜」と話すのだとか。大切な時間と想いが、1本1本に刻まれているようです。

　「その色で塗られた作品を見ると、ばぁばぁの人生がぎゅっと詰まっている気がする」と感慨深く語るおこめやさん。今後もおばあちゃんの塗り絵作品を公開していく予定とのことで、これからどんな世界が彩られていくのか楽しみですね。

「きれーーーーい」「素晴らしい」と驚きの声

　完成した塗り絵には「きれーーーーい」「ステキですね」「素晴らしい」「センス良すぎる」「93歳？」「とても93歳とは思えないです～」「私こんなに細かく塗れません」「惚れ惚れと見入りました」「可愛い色使い」「髪の毛の色に驚きです」「丁寧で綺麗で、さらに統一された世界観の色がありますね！」「淡い色彩がなんとも言えない美しさで大好きです」などの声が。

　さらに「100冊以上も続けた継続力も素晴らしいですね」「100冊以上なんてギネス記録？　拝見できた事、嬉しい限りです！」「才能は何時でも開花出来るんですね」「もう100冊も、立派な趣味になってらっしゃいますね」と、100冊以上も塗り続けていることにも反響が寄せられました。

画像提供：「おこめやさん」（@ocomeya_sanrio）さん