夜勤でクタクタの51歳男性→帰宅して作る“自分だけのごちそう”に「マジですごい」「尊敬しかありません」

　51歳の独身男性が疲れを癒やすために夜勤明けに作る“ごちそう”がYouTubeで話題です。仕事に行く気力を維持するためのお酒を楽しむ料理に「おいしそう！」「まねしよう」といった声が上がり、動画は記事執筆時点で14万回以上再生されています。

なかなか慣れない夜勤後に自分への“ご褒美”を作る

　動画を投稿したのは、工場勤務の「まさお」（@masao-haken）さん。晩酌と料理が好きで、以前には自分の好きなものを詰め込みつつ、手ごろな材料費で作った5日分の弁当の記録が話題になりました。

　今回は、まさおさんが新しい職場と夜勤に少しずつ慣れようと頑張っている時期に撮影しました。女性が多い職場になかなかなじめないといった悩みがあり、ゆっくり弁当を作る気力もなく、職場ではゆかりのおにぎりだけで済ませることが多い状況です。

　完全な夜勤の仕事で昼間は寝られず、帰宅するころにはかなり眠くなっているまさおさん。それでもシャワーを浴びたら少しすっきりし、また仕事を頑張るためにも自分が食べたい料理を作ってお酒を飲むことにしました。

節約レシピ

　この日はゴボウを使い、まずは特に大好物だという「ゴボウの唐揚げ」を作るための下準備から。洗って食べやすくカットしたら、キッチン用ポリ袋にチューブ入りのショウガとニンニク、酒、しょうゆを入れ、袋ごと軽くもんで染み込ませます。ついでに鶏ササミも入れ、唐揚げの下味をつけました。

　漬け込んでいる間に2品目を作ります。油揚げを取り出し、端に切り込みを入れて中を開いたら、塩コショウをした合いびき肉を詰め込みました。油揚げの口はつまようじを使い、縫うように留めていきます。つまようじの代わりに折ったパスタを使うのもいいでしょう。

ジューシーハンバーグが完成

　フライパンに油を引いたら、油揚げをさっくり焼いて中をジューシーに仕上げます。両面焼いたら取り出し、たっぷりのバターと焼き肉のタレを軽く煮詰めて作ったソースをかけ、「おあげさんに包まれたジューシーハンバーグ」が完成しました！　油揚げに詰めることで、お肉が少なくても満足できる節約レシピとなっているそうです。

　このタイミングで、漬け込んでおいたゴボウと鶏ササミを取り出し、油で揚げたら唐揚げが完成。ゴボウは試しに細長くカットしましたが、「ポッキー感覚で楽しめてよかった」とのことです。

アレンジレシピも

　最後の1品は、ドジョウとゴボウを割り下で煮込んで卵でとじた鍋料理の柳川鍋（やながわなべ）をアレンジ。ドジョウの代わりにサバ缶を使い、味付けでショウガを少し入れつつ、お手軽に作っています。

　ちなみに、まさおさんの母はすき焼きを作るときも結構甘めの味付けだったそうで、「俺の料理も少し甘めかもしれない」「九州独特でしょうかね」と語っています。

おいしそうな3品が完成！

　「おあげさんに包まれたジューシーハンバーグ」は、ブロッコリーや作り置きの「ニンジンのタラコ和え」を添えても材料費は247円。サバ缶を使った“柳川鍋”は191円。ゴボウと鶏ササミの唐揚げは211円と、合計649円で夜勤明けの汗だくの日に食べたいメニューが出来上がりました。冷たいレモンサワーも用意したら完璧です！

　ハンバーグは、濃いめのソースが油揚げに絡んでとってもおいしそうで、ゴボウの唐揚げは「シャキシャキでうま」と、おつまみにぴったりな仕上がり。定番の鶏ササミの唐揚げはもちろん、やさしい味わいの柳川鍋にも大満足で、最後には白米も用意してご飯のおかずとして楽しみました。

「マジですごい」「尊敬しかありません」と反響

　仕事を頑張ったご褒美を自炊するまさおさんの姿に、コメント欄では「夜勤明けでこのごちそう作れる手腕。マジですごいです」「偉すぎます！」「尊敬しかありません」「揚げ物揚げるのうまい！」「ゴボウの天ぷら豪快です！」「ジューシーハンバーグお手軽でしかもおいしそう。今度作ってみますね！」「見習わなきゃと思いました」「頑張りすぎないでくださいね」と、さまざまな声が寄せられています。

　まさおさんは料理や日常をYouTubeチャンネル（@masao-haken）で発信しており、自身の節約レシピをまとめた著書『至福のコスパめし 食費は月1万4000円 派遣社員の限界節約レシピ』（KADOKAWA）が販売中です。また、サブチャンネル「ガラガラおじさんの悲劇×まさお」を開設し、毎日のルーティンや愛猫との日常を発信していきます。

まさおさんの動画まとめ

動画提供：まさお（@masao-haken）さん