ねとらぼ
2025/09/11 22:05(公開)

シジミを見つけた清らかな水路に網を入れてみると…… 元気に動く“生きた化石”に「かなりスゲー」「夢の話だ」

 シジミが生息するきれいな水路に網を入れてみた結果がYouTubeに投稿されました。そこで捕れた“生きた化石”と呼ばれる生き物の姿が反響を呼び、動画は記事執筆時点で2万回以上再生されています。

湧き水が流れる水路でガサガサ、エッ、この魚は?
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シジミが生息するきれいな水路で“ガサガサ”

 動画を投稿したのは、ナマズやフナといった身近な水辺の生き物を捕ったり育てたりしているYouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」。以前には、“無給餌”で育てたメダカが4年目の春を迎えた様子金魚とフナの水槽で起きた興味深い光景が話題になりました。

 今回は湧き水が流れるきれいな水路が舞台。いつもはスルーしていた浅い場所でガサガサ(水辺の生き物を網で捕まえること)を試みます。水はとてもきれいで、コンクリートの水底にいるシジミは目視で発見できるほどです。

水底にシジミを発見
水底にシジミを発見
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網にかかったのは“生きた化石”

 網でガサガサしてみると、早速トノサマガエルになりかけのオタマジャクシを発見。リリースしてもう一度ガサガサすると、オタマジャクシと一緒にヤツメウナギとトミヨの稚魚が捕れました。ヤツメウナギ、めっちゃ元気に動いてる……!

藻が生えているあたりをガサガサしてみる
藻が生えているあたりをガサガサしてみる
なんか獲れた
なんか捕れた

 ヤツメウナギは“生きた化石”ともいわれる太古から生き延びた不思議な生き物。また、トミヨはきれいな冷水を好むことで知られています。コンクリート化された水路でも湧き水が入って藻が生えていれば、トミヨも生きられるようですね。

左から時計回りにヤツメウナギ、オタマジャクシ、トミヨ
左から時計回りにヤツメウナギ、オタマジャクシ、トミヨ
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約30メートルの間で合計8匹の魚をゲット

 その後はドジョウやヤツメウナギなどを捕獲。約30メートルほどの間でヤツメウナギ3匹、トミヨ2匹、ドジョウ3匹と合計8匹の魚をゲットしたことになります。なお、捕獲した生き物たちは水槽で観察した後、全て水路にリリースしました。

合計8匹の魚をゲット
合計8匹の魚をゲット
きれいな冷水を好むトミヨ
きれいな冷水を好むトミヨ
幼生のヤツメウナギは目が未発達。成体になると目が開く
幼生のヤツメウナギは目が未発達。成体になると目が開く

「めちゃくちゃ良い水路」「夢の話だ」と反響

 きれいな水路ならではのガサガサの成果に、コメント欄では「かなりスゲー」「トミヨにヤツメウナギ!」「コンクリートで囲われていても、良い環境ですね」「めちゃくちゃ良い水路ですね」「湧き水が豊富な地域ならではだなあ。ガサしてトミヨが入るとか夢の話だ」「こんな自然いっぱいのところで生活したかったと思います。うらやましいです」と驚きの声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」とそのサブチャンネル「水辺 de ASOBOの自由時間」では、“水辺で遊ぶ”をテーマにした動画が公開中。また、通販サイト「SUZURI」ではTシャツや缶バッチなどオリジナルグッズを販売しています。

「水辺 de ASOBO」動画まとめ

ナマズの稚魚を放して1年半、ひょうたん池の水を抜いてみると…?
あれッ、この魚は? ビオトープの水を1年ぶりに抜いてみた
カニのたまり場に【買い物カゴ】で自作したわなを仕掛けたところ…?

動画提供:YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO

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