小学生の娘が作ったおいしそうなハニートーストが、X(Twitter)で900万回以上表示されるなど大きな反響を呼んでいます。割と普通の話に聞こえるかもしれませんが、なんとこれ、食べ物ではないのです。

とてもおいしそうですが、ここは料理のコンテスト会場でも飲食店でもありません
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ハニートーストが木工コンテストに登場

 このハニートーストは、投稿した「たゆたゆ(@yumeBee)」さんの娘さんが木で仕上げた作品。食パンに垂れるシロップも、盛り付けられたイチゴやアイスも、どれもこれもおいしそうに見えますが、実は木工作品なのです。

 出展したのは、東京都小金井市で毎年開催されている「夏休み木工チャレンジ」。娘さんは初めて参加した小学2年生のときも、リアルな「バターしみしみパン(トースト)」を作って話題を呼んでいました。

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イチゴの断面やミントの葉まで再現

 それから毎年挑戦し、6年生になった2025年の作品では、食パンが1枚から1斤になり、スケールもクオリティーも飛躍的に向上したハニートーストに。35時間かけて、食パン表面のざらついた質感からアイスに添えられたミントの葉に至るまで、全て木材で製作したとのことです。

細部までこだわった木工作品

 最初に参加したときの作品がパンだったので、最後となる今回もパンで終わりにしようと、ハニートーストを題材に選んだのだとか。5年間で培った知識や技術がつまった作品に、母親のたゆたゆさんも「最初イチゴの写真送られてきた時、うちの子天才か!?ってなった」と驚いてしまったようです。

お母さんも驚いてしまう完成度
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「本当に食べられそう」「全部木だなんて信じられない」

 たゆたゆさんはさらに、「夏休み木工チャレンジ」について「子ども達に木の温もりを伝えながら、地域の企業とも繋げる本当に素敵なイベント 木のこと、大工さんのこと、何かを作るって一生懸命で素敵なこと…たくさん、私も学ばせていただきました」と思いをつづっていました。

 イチゴのブツブツや断面の筋、アイスやパンの質感や色味も、彫刻と塗装で細かく再現されていて本物そっくり。娘さんの力作は、「え?ハニトー作るのに35時間?って思ったらこれ木工!? これは本気で騙されましたよ!」「本当に食べられそう」「す、すげえええ!! これが全部木だなんて信じられない」「大物になるぞ」と、多くの称賛に迎えられています。

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ネットの反応

画像提供:たゆたゆ(@yumeBee)さん