2025/09/11 08:15（公開） 
セリアの毛糸で小さなお花を編んでいき、すてきなアイテムに仕上げる様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で3万8000回視聴を突破、1400件を超える“高評価”が寄せられています。
動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」のrinoさん。キッズ向けの手編みの帽子をメインに、2018年からハンドメイド作家として活動している方です。
材料と道具
今回の動画は、お花のモチーフをつなげたビスチェの作り方。材料はセリアのソロフィム（カラーナンバー9）3玉で、その他、かぎ針5号、とじ針、ハサミを使用します。
お花のモチーフを編みます
お花のモチーフ1段目を編みます。左の人差し指に糸を2回巻き付けて輪を作り、輪の中にかぎ針を通して人差し指にかかっている糸を引っかけて輪から出し、立ち上がりの鎖を1目編みます。
続いて中に細編み1目→鎖8目→輪の中に細編み1目」を6回繰り返すと、花びらが6枚編めます。糸端を引っ張ってバランスを調整し、輪の大きさを直径1センチ弱くらいにします。1目めの細編みに引き抜き編みをしたら、1段目が編めました。
お花のモチーフ2段目に入ります。1段目の花びらの鎖編みの部分に「細編み1目→中長編み7目→細編み1目」を編んでいきます（この時、糸端を編みくるみながら編んでいくと糸処理が楽とのことです）。残りの花びら5枚にも同じように編んでいきます。1段目の引き抜き編みの目に引き抜き編みをしたら、お花が1枚編めたので、糸端を15センチほど残してカットして輪から引き出します。この後は、お花のモチーフをひたすら編んで、つなげていきます。
モチーフのつなげかた
お花のモチーフ2枚目を編んで、1枚目のモチーフとつなげます。2枚目1段目の花びら6枚と2段目の4枚は先ほどと同様に編みます。5、6枚目の花びらのてっぺんを最初に編んだ花びらにつなげるので、5枚目の花びらの鎖編みの部分に「細編み1目→中長編み3目」を編み、もう1枚のモチーフを表向きにして、中長編み7目のうちの4目（中心）に上からかぎ針を通して引き抜き編みをして「中長編み3目→細編み1目」と続けます。
6枚目も同じように「細編み1目→中長編み3目→隣のモチーフに引き抜き編み→中長編み3目→細編み1目」と編みます。1段目の引き抜き編みの目に引き抜き編みをしたら、2枚のモチーフが花びら2カ所でつながりました（以下、花びらを編み終わった時は糸端を15センチほど残してカットして輪から引き出します）。
最初に編んだモチーフをビスチェのフロントのトップとして、下につなげて編んでいきます。3枚目のモチーフは図の赤丸のところでつなげていくので、花びら3枚はこれまで通り編み、4～6枚目の途中で引き抜き編みをしてつなげ、最後まで編めたら引き抜き編みをします。
このように繰り返して、お花のモチーフをつなげていきます。フロント（前）とバック（後ろ）のつなげかたは図のようになっています。モチーフはどの部分から編んでもいいのですが、トップ部分から編んでいくと分かりやすいとのこと。もし途中で接合するのを忘れてしまったら、とじ針でかがり縫いをすれば大丈夫だそうです（糸処理は、編んでいる途中でも最後にまとめても、どちらでもいいそうです）。
仕上げ
肩ひもを編みます。前の肩ひもはトップ部分の花びらの中心（中長編み7目の4目め）にかぎ針を通して糸を出し、鎖編みを60センチほど編みます（編み始めの糸端は10～15センチ、編み終わりの糸端は10センチほど残しておきます）。もう一つのトップ部分も同じように編みます。
後ろの肩ひもは中心から数えて左右3個目のモチーフの花びらの中心から、鎖編みを75センチ編みます。編み始めの糸はとじ針に通して、裏側の目を3～4回すくって糸処理をします（ほつれないように返し縫いをするといいそうです）。編み終わりの糸は最後の目の部分で2回玉結びをして、玉から1センチくらいのところで糸端をカットします。
肩ひもを結びます。前後の肩ひもを肩上で1回リボン結びをして、フロント部分で交差させてもう1回リボン結びをします（着用しながら自身のサイズに合わせて結ぶといいそうです）
こちらのビスチェは約4.5センチのモチーフを63枚つなげており、仕上がりサイズは身幅約36センチ、一番上のモチーフから裾までは約22センチ。モチーフの数を変えると自分のサイズに合わせて作ることができるそうです。
コメント欄には「大人サイズうれしいです」「セリアによったら同じ色を発見して即買いしました。作るの楽しみです」「編み方も図も分かりやすいです」といった声が寄せられています。
rinoさんはYouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」の他、Instagram（@melt_official.jp）やTikTok（@melt_official.jp）でも、編み物の情報を発信しています。
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動画提供：YouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」さん
