ねとらぼ
2025/09/03 12:12(公開)

「なんで?」東京ディズニーリゾート、定番メニューの“新発売”に賛否の声 考察も白熱「船乗りたちから伝わったとか?」

 東京ディズニーリゾートは、東京ディズニーシーで長年親しまれてきた定番食べ歩きフード「ギョウザドッグ」を東京ディズニーランドでも販売することを公式サイトで発表しました。SNSには「ランドでも食べられるなんてうれしい!」と喜びの声が上がる一方で、熱心なディズニーファンからは困惑する声も寄せられています。

ギョウザドッグ(画像は東京ディズニーリゾートの公式サイトより引用)
ギョウザドッグ(画像は東京ディズニーリゾートの公式サイトより引用)
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ディズニーシー開園当時からの定番「ギョウザドッグ」

 ギョウザドッグは、東京ディズニーシーの開園当時から現在も販売が続いている定番フード。細長くふかふかの中華まん生地の中には餃子風のあんが詰まっており、食事替わりになるボリュームや食べ歩きのしやすさが人気のメニューです。

ボリューム満点なギョウザドッグ(撮影:ねとらぼ編集部)
ボリューム満点なギョウザドッグ(撮影:ねとらぼ編集部)
ギョウザ風のあんが詰まった肉まんです(撮影:ねとらぼ編集部)
ギョウザ風のあんが詰まった肉まんです(撮影:ねとらぼ編集部)
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ギョウザドッグのバックグラウンドストーリー

 ディズニーファンの間では、ギョウザドッグの細長いビジュアルの理由は広く知られています。それは東京ディズニシー内に8つあるテーマポートの1つ「ミステリアスアイランド」の海に浮かぶ潜水艦「ノーチラス号」がモチーフになっているため。このエリアには謎の天才科学者・ネモ船長科学研究所があり、ギョウザドッグを販売している店舗「ノーチラス・ギャレー」は潜水艦の整備をするクルーが手軽に食事をとれるようにと、ネモ船長がドッグ正面に作った食堂というストーリーが公式サイトで明かされています。

ノーチラス号(画像は東京ディズニーリゾートの公式サイトより引用)
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9月16日から東京ディズニーリゾート内の4店舗で販売

 記事執筆時点では東京ディズニーシーの「ノーチラス・ギャレー」「ユカタン・ベースキャンプ・グリル(テイクアウトカウンター)」で販売しているギョウザドッグ。東京ディズニーランドでの販売は9月16日から開始予定で、アドベンチャーランド内の「ボイラールーム・バイツ」で提供されます。価格は1個600円です。

「めっちゃうれしい」「ノーチラス号モチーフなのになんで?」と賛否両論

 東京ディズニーシーならではの誕生秘話や設定がしっかり明かされているギョウザドッグを東京ディズニーランドでも販売することについて、SNSでは「ギョウザドッグは“ノーチラス号を眺めながら”という体験込みで完成してるのに、ランドで売っちゃったらただのロング肉まんになっちゃうんですよ」「設定どこ行ったんだろw」「チュロスみたいに増やせばいいという問題じゃない。テーマポートを、ディズニーシーを大切にしてほしい」と困惑する声が上がりました。

 しかし、定番人気のフードを食べられる選択肢が増えることを喜ぶ声も多く「ランドでも食べられるとか最高ー!」「ギョウザドッグ久々にくいてえなあ」「冬に向けていい感じだね!」と発売を楽しみにする声も多数上がっています。

考察する人も

 中には、東京ディズニーランドでもギョウザドッグを販売する理由を考察する人も。「地熱で作られたギョウザドッグが好評で、ネモ船長がたくさんの人に食べてもらいたいから販売する店舗を増やした、と考えればいいのでは?」「店主がミステリアスアイランドのギョウザドッグも模倣したという設定はありそう」「ボイラールームバイツは船乗りたちが立ち寄る場所だし、お隣がチャイナボイジャーだしでミステリアスアイランドに迷い込んだ船乗りたちから伝わったとか?」と、新たなバックグラウンドストーリーを期待する人も多いようです。

食べ歩きも東京ディズニーリゾートの楽しみの1つ(画像はイメージです/撮影:ねとらぼ編集部)

【訂正】当初記事執筆時点での販売店舗に東京ディズニーシー「シーサイドスナック」を含んでおりましたが、同店舗での販売は2025年9月16日からでした。お詫びして訂正いたします。

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