小学生息子に「どうしても」と言われ、ぶっつけ本番で刺しゅうしたら……「え！ホンマにすごい！」　3時間後の完成品に驚き「天才」「下書き無しなんて神業」

　5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回取り上げるのは、2021年7月にInstagramに投稿された息子のリクエストで帽子に刺しゅうを施す動画です。この投稿は記事執筆時点で42万6000回以上再生されています。

省略されたコンテンツがあります
省略されたコンテンツを確認するにはこちら

　投稿者は、下書きをせずに“ぶっつけ本番の一撃”で仕上げる刺しゅう作品を公開している「くん」（@kun_ichigeki）さん。以前にも、帽子に「タイガー」の刺しゅうをする様子が話題になりました。

息子のリクエストに応えて刺しゅう開始！

　今回は、息子さんから「どうしても」と頼まれたそうで、黄色い帽子にあるキャラクターを刺しゅうしていきます。もちろん、下書きなしのぶっつけ本番。早速刺しゅう枠をはめ、針を刺していきます。

　まずは、青い糸を刺していき、次に茶色、白、赤の糸を刺していきます。少しずつ形が浮かびあがり、なんとなく足や胴体だということは分かりますが、この時点ではまだ何のキャラクターかわかりませんね。

　しかし、白や茶色の糸で顔部分を刺していくと、だんだん見覚えのある姿に……。赤い帽子に立派なおひげ、これは間違いなく任天堂の人気キャラクターのマリオです！

　マリオの胴体と顔の下半分が刺せたら、お次はその下に緑と白の糸で何かを刺しゅう。マリオシリーズで緑のキャラクターといえば、ルイージが真っ先に思い浮かびますが、どうやら人間というよりまるいお顔に恐竜のような見た目。そう、こちらはヨッシーでした！

下書きなしとは思えないクオリティ

　最後に目や眉毛など細かい部分を刺したら、ついに刺しゅうが完成です！　できたのは、今にも動き出しそうなヨッシーに乗るマリオの姿。これが、下書きなしだなんて信じられません。

　なお、キャラクターの丸みを出すのが難しく、マリオよりもヨッシーを刺すのに苦労したとのこと。かかった時間は2時間半から3時間くらい。表情など思い通りにいかなかった部分もあるそうですが、お父さんからの愛のこもったプレゼントに、リクエストした息子さんは喜んでくれたようですよ。

「すごすぎる！」「神業」と反響

　コメント欄には「才能だ！凄い！上手い！」「え！ホンマにすごい！」「すげ～な父ちゃん」「下書き無しなんて神業」「ミシンの自動縫い並みで素敵です」「コンピューターですか？」「味がある」といった反応が。

　また「チャッキーかと思った」「途中までしまじろうだと」「ベジータだと思った」「ジーニーかと思って見てました」「初めの方でウォーリーかペコちゃんかと」など予想が外れた人の声も多数寄せられています。

　くんさんは、TikTok（@kun_ichigeki）の他に、Instagram（＠kun.yade）やYouTubeチャンネル「僕的刺繍」でもさまざまな刺しゅう作品を公開中。また、自身の作品をオンラインショップ「カブラナイ刺繍店」で販売しています。