2025/09/11 20:45（公開） 
拍手したくなる仕上がりです。
草や泥にまみれ、十数年前にすっかり枯れ果ててしまった庭の池を、1日で再生させる様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、3万3000回以上再生されています。
動画を投稿したのは、島根在住のアウトドアと車好き、ジムニー＆ninja250乗りのkonatsuさん。自身のYouTubeチャンネル「konatsu camper」には、ジムニーやアウトドア関連、アイテムのレビューなどさまざまな動画を投稿しています。
今回は十数年前から手つかずで、ヘドロと草まみれの池を大掃除する様子を見せてくれるようです。
枯渇して十数年経過した池
この日は枯渇して十数年、水が全く流れずに草が生い茂り、原形をとどめていない庭の池を復活させていくとのこと。「今はこんな感じになっている」と話しつつ、かつて池があった場所を見せてくれましたが……そこは草が青々と生い茂り、とても池があったとは思えない状況になっていました。
konatsuさんによると十数年前には草も生えておらず、池には魚が泳いでいたのだとか。今も奥の方に水源があるものの、ここまで来なくなってしまっているそうです。
池の中はもちろん、池の周囲も植物が生い茂ってしまっていますが、一部の植え込みはおじいちゃんがお手入れをしているとのこと。そのため形が整っているものもありますが、奥の方まで手を付けるのは難しいのが現状なのだといいます。
続いて奥の方にある水源を見てみることに。小さな滝がありますが、この滝はkonatsuさんが水路を作り、やっとここまで水が流れるようになったそうです。池の上の方は草刈りと水路掃除をして、なんとか水源を確保したとのこと。下準備として、ここまでの作業は進めておいたそうです。
池のお手入れスタート！
現状を説明したところで、早速お手入れを開始することに。まずは植木をバリカンで刈り込んで形を整え、続いて雑草を撤去していくと、何やら石の階段のようなものが出てきました。
雑草や枝などを適宜片付けつつ、お次は刈り込みばさみを使って木を切っていきます。この辺りの木々はおばあちゃんから「後ろの石が見えるようにばっさり切ってほしい」とお願いされているため、がっつり刈り込んでいくことに。
おじいちゃんの長靴が泥に埋まって脱げてしまうというハプニングがありつつも、2人は協力しながらどんどん木を切っていきます。すると植物で隠されていた水源と、昔使っていた水路が見えてきました。
さらに切った枝葉を取り除くとかなりすっきりしましたが、もともと池だった場所には大量のヘドロがたまっていました。池に水を流すためには、このヘドロもかき出さなければなりません。
黙々と植物の根やヘドロをかき出し、手箕（てみ）にヘドロを入れては一輪車へと運んで……何往復もしてヘドロ取りが終了するころには、konatsuさんの体はすっかり泥だらけになっていました。
池に水を流す
続いて泥で汚れている石を洗ってから、水源を開通することに。ヘドロを取ったら水が流れるはず、と話しながら手でヘドロを取り除くと、池に向かって少しずつ水が流れ始めました。
konatsuさんは十数年前から枯れ果てていた池に水が流れ込んでいく様子を間近で見つつ、「渓流みたいになってる」「こんな池だったんだ」と感動していました。
その後しばらく待っていると池に水が満ち、最初は濁っていた池の水がきれいになってきました。水の濁りが取れてきたところで、池に用意しておいた金魚を放つことに。しっかり水温を合わせてから放たれた小さな金魚たちは、大きな池の中をゆっくりと泳ぎ始めたのでした。
おじいちゃんと協力し、1日で十数年枯渇していた池を復活させることに成功したkonatsuさん。ただ、木の切り株がそのまま残っているなど、気になる部分もあるため、後日何か植えるなどして、雰囲気よく整えていこうと思っているそうですよ。
「見違えるほどキレイ」「風情あって素敵」と反響
動画には、「長時間の作業お疲れさまでした。見違えるほどキレイになりましたね」「枝を剪定し泥を取り除いたら、1週間筋肉痛になってもおかしくない仕事量だとおもいます。本当にご苦労様でした」「田舎の家のまわりの管理って大変ですよね。放っておくと、すぐジャングルのようになってしまう」「風情あって素敵です」といったたくさんのコメントが多数寄せられています。
YouTubeチャンネル「konatsu camper」には、ジムニーカスタムやアウトドア関連、島根での暮らしや観光スポットなど、さまざまな動画が投稿されていますよ。
