ねとらぼ
2025/09/18 20:30(公開)

母が54歳のときに自然分娩で生まれた女の子→28年後……「すごすぎる」 涙を誘う“現在の姿”に「素敵な絆」「ご両親の宝物ですね」

 母が54歳のときに自然分娩で生まれた女の子が成長し……。自身のルーツを知ってコンプレックスを克服した、28歳女性の“現在の姿”がThreadsで話題です。

亡くなったお母さんとの2ショット
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20歳のときに知った自らのルーツ

 投稿者は、モデルとして活動するThreadsユーザーのerinco(@erincogram_)さん。注目を集めているのは、「私のルーツは少し特別です」と自身の出生エピソードを語る投稿です。erincoさんはこれまでにも両親への思いや自身の生い立ちについて明かしていましたが、今回の投稿では幼少期から現在までの“3枚の写真”を公開しています。

 1枚目の写真に写る幼いころのerincoさんは、はっきりとした目鼻立ちがかわいらしい女の子です。実はerincoさんの両親は28年前、当時の日本ではできなかった体外受精をあきらめられず、アメリカに行って挑戦したのだとか。海外での卵子提供と体外受精を経て、erincoさんの母は54歳でerincoさんを授かり、自然分娩で出産したそうです。

幼少期のerincoさん
幼少期のerincoさん
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ヘアスタイルも楽しめるほど心境が変化

 半分海外の血を引いているerincoさんは、ずっと“日本人離れした容姿”に悩んでいたとのこと。そのころは生まれつきのクセ毛がコンプレックスで、縮毛矯正を繰り返して髪をストレートにしていました。当時の写真には、前髪を切りそろえたストレートヘアのerincoさんが写っています。

ストレートヘアにしていたころ
ストレートヘアにしていたころ

 しかし、20歳になったときに父親から自身のルーツに関する真実を告げられると、erincoさんが感じていた長年の違和感はすっと消えたのだそうです。「自分はハーフなんだ」と知るとありのままの自身を受け入れられるようになり、クセ毛を生かしたヘアスタイルも楽しめるほど心境が変化。

 現在のerincoさんはふんわりとした髪質を生かしたおしゃれなパーマ風ヘアになっており、ストレートヘア時代よりも自然体で明るい笑顔を浮かべているように見えますね。

ありのままの自分を受け入れられるようになりました
ありのままの自分を受け入れられるようになりました

 「母は高齢で卵子が使えなかったため、両親は海外で体外受精を決断しました。海外の卵子と父の精子から生まれ、母のお腹で育ち、54歳で私を産んでくれたんです」「顔立ちには海外の要素がありますが、生まれも育ちも日本。私は日本人です」と、自身のバックグラウンドをつづったerincoさん。

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ルーツを受け入れた後の“変化”に感動の声

 本来の自分を受け入れて大きく変化したerincoさんの姿に、リプライ欄では「すごい! 神秘的としか言いようのない素敵な絆ですね」「ご両親の愛と情熱を感じます」「素敵です、こちらまで救われました」「本当に大切に愛情いっぱいに育てられてきたことがよく伝わってきました」「お母さま54歳で!? すごすぎる。並大抵の気持ちではできない」「ご両親の宝物ですね」といった反響が寄せられています。

「やりたい!」と思ったことを全て実践

 なお、erincoさんはSNSではこのほかにも、同じような悩みを持つ人に向けたポジティブなメッセージをたくさん発信。最近では、2025年1月に母を亡くしてからの7カ月間で、富士登山や60キロウルトラマラソン、海外旅行、農業体験など、「やりたい!」と思ったことを全て実践してきたという投稿が多くの人々を勇気づけました

富士登山での1枚
過酷なスポーツ競技の数々に挑戦
やりたいことを全部やる!
すばらしい行動力

幼少期のerincoさん

子どものころのerincoさん
写真からも両親の愛が伝わってくる

現在のerincoさん

自分を受け入れたポジティブな笑顔
くせ毛を生かしたヘアスタイルを楽しめるように

農業体験と海外旅行の様子

農業体験
シンガポール旅行で定番の記念撮影
人生を楽しんでいることが伝わります

画像提供:erinco(@erincogram_)さん

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