ねとらぼ
2025/09/16 07:30(公開)

中学時代、美術の成績が“2”だったが…… プロになった現在の作品に「すっご」「通知表が全てでは無い」

 中学2年生のとき美術の成績が“2”だった人が、大人になって描いた絵がThreadsで話題になっています。自分の夢は誰に何と言われてもあきらめないことが、どんなに大切なことか教えてくれるような投稿です。

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中2のときは美術“2”、現在の絵は……?

 投稿者はThreadsユーザーのイラストレーター「TeaSoda / てぃーそーだ」(@teasodart)さん。「中2の通知表、美術2の実力」と4枚の絵を公開しました。

 1枚目は、風になびく髪で顔が隠れた女の子と、彼女を包み込むような巨大くらげ。女の子の足は海の浅瀬にとぷりと沈んでいます。

女の子とくらげ

 2枚目は、学校の教室でカエルの帽子を被った男の子。窓の外には、大波に乗った巨大カエルが迫ってきているよう。空中には、透き通るくらげがぷかぷか浮いています。

男の子とカエル

 3枚目は、海に続く踏切の手前から見た構図で、遮断された踏切を電車が走っているところ。電車の向こうに広がる空には、大きなクジラが波とともに悠々と昇っていく姿が見えます。魚やくらげも描かれ、海をイメージさせるファンタジックな世界観がステキです。

構図が素敵
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非日常的な世界観にうっとり

 4枚目は、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」による楽曲『こんなこと騒動』MVのファンアート。他の3枚とはがらりと雰囲気が変わり、花と炎の生命力にあふれる力強い構図が魅力です。

「ずっと真夜中でいいのに。」ファンアート

 5枚目では、狐のお面をつけパーカーのフードを被った人物が電車の座席に座っています。車内には蓄音機や赤ちょうちんなどが描かれ、窓には「現」「空想」の文字が。まさに夢か現か分からなくなるような世界観に引きずり込まれます。

夢の中のような世界

 いずれも繊細な描き込みと色使いが美しく、絵への情熱と確かな技術に裏付けられた作品です。中学2年生のときには、忘れ物が多かったこともあってか5段階中“2”という成績をつけられてしまったというTeaSodaさん。イラストレーターとなった現在はプロとしてアートの世界で活躍する日々を送っています。自分の夢は、学校の成績によって閉ざされたりはしないと勇気づけてくれるような投稿ですね……!

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「可能性は無限」「今やプロにまでなられるとは」

 この投稿には、「すっご上手すぎ」「独特の世界観で素敵」「芸術ほど主観でしか評価できないものってないもんな…」「え。2段階の2ですか?」「すごい!通知表が全てでは無い。素晴らしい才能です」「可能性は無限」「今やプロまでになられるとは…」「努力されたんですね」などのコメントが並びました。また、TeaSodaさんと同じように、学校の成績では思うように評価されなかったジャンルで、今はプロとして活躍しているというエピソードも寄せられています。

 「TeaSoda / てぃーそーだ」さんは、ThreadsのほかInstagram(@teasodart)やX(@teasodart)で、思わず見入ってしまうステキな作品をたくさん公開しています。

TeaSoda / てぃーそーださんの作品

画像提供:TeaSoda / てぃーそーだ(@teasodart)さん

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