かぎ針で大きなスクエアを編み、パタンと折りたたむと……? おしゃれなおでかけアイテムの作り方がTikTokに投稿され、反響が寄せられています。動画は記事執筆時点で18万回以上再生され、6200件を超える“いいね”を集めました。

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編み物初心者でも作れるバッグ

 動画を投稿したのは、TikTokアカウント「アドリのかぎ針編みチュートリアル」(@tutorialcroche)。このアカウントでは、海外に住むアドリさんがさまざまなかぎ針編み作品のチュートリアル動画を公開しています

 今回紹介するのは、簡単な工程でおしゃれなミニバッグを作る動画です。アドリさんは今回、ポリエステル100パーセント、太さ3ミリ、グリーンの糸を使用しています。

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輪から始めて真四角を編む

 まずは毛糸を指にくるっと巻きつけて輪を作り、その中にかぎ針を入れて鎖編み3目で立ち上げます。 続いて長編みを3目編み、鎖編みを2目、さらに長編みを3目……という流れで編むと、編地に角ができています。四隅それぞれ同じ編み方をすることで、正方形のベースが完成。最後は引き抜き編みで閉じ、最初のスクエアの形ができました。

まずは土台作り(※画像はTikTokアカウント/「アドリによるかぎ針編みチュートリアル」から)
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四角を大きく広げていく

 このバッグは一般的に「グラニースクエア」と呼ばれる編み方に近い構造です。角の部分では「長編み2目、鎖編み1目、長編み2目」と編み、辺の部分は長編みを重ねていきます。繰り返しのパターンなので、一度コツを覚えれば編み物初心者でもスイスイ編み進められるのが魅力です。

 編み地が大きくなってくると、正方形の形がどんどんはっきりしてきます。大きさはお好みで調整できますが、今回の動画ではおよそ24センチ四方のスクエアになるまで編みました。均一な編み目と整った四隅がきれいに仕上げるポイントです。

きれいなスクエアが完成!(※画像はTikTokアカウント/「アドリによるかぎ針編みチュートリアル」から)
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バッグの形に仕立てる

 スクエアが編み上がったら、次はバッグの形にしていきます。方法はとても簡単で、スクエアをぱたんと折りたたみ、両サイドを縫い合わせるだけ。糸端は針に通して内側に隠しながら処理していきます。

 ポリエステルの糸はやや滑りやすいので、しっかり引き締めて処理するのがコツとのこと。糸端はライターで軽くあぶって熱で固めると、ほどけにくく安心です。

 縫い合わせは、内側の目だけをすくう方法を使うと、外から縫い目が目立たず美しい仕上がりになります。左右を同じように処理していくと、すっかりバッグの形になりました。

 上部の開き口を整えたら、持ち手を取り付けます。肩掛け用に長くしても、手提げ用に短くしてもOK。好みに合わせて長さを調整すると良さそうです。今回の作品では、バッグ本体と同じ糸で短めの持ち手を作り、一体感のあるデザインに仕上げました。最後にもう一度糸端を確認し、余分な部分を処理すれば完成です!

キュートかつスタイリッシュなミニバッグ(※画像はTikTokアカウント/「アドリによるかぎ針編みチュートリアル」から)

 四角をパタンとたたんだバッグは、シンプルながら編み目の立体感がしっかりとわかり存在感があります。サイズは財布やスマートフォン、ちょっとした小物を入れるのにちょうどよく、近場へのおでかけやサブバッグにぴったり。カラーや毛糸の質感を変えれば、カジュアルにも上品にもアレンジできそうですね。

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「作ってみたい」の声が続々

 コメント欄には「ステキ!」「シンプルなのにめちゃくちゃかわいい」「編み物初心者でもできるかな。挑戦してみる!」「糸の色を変えたら雰囲気が変わりそうでいいね」「説明がわかりやすくて感動」「完成度が高くておしゃれ!」「おぉ、完璧」「動画を見ながら一緒に編んでみるね」など、さまざまな反響が寄せられています。