「鬼滅の刃」のキャラクター「冨岡義勇」が、まるで現実にいるみたい――。プロによる全力のフィギュア撮影が、大きな反響を呼んでいます。

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「水柱」を撮るために水から準備

 撮影したのは、フリーカメラマンのゆーいち(@yuichi_cam_)さん。YouTubeでは「物撮りカメラマン」として、その作品やテクニックを披露しています。

素でかっこいいフィギュアを、撮影技術でよりかっこよく

 今回の被写体は視聴者のリクエストに応えた、一番くじの冨岡義勇フィギュア。いきなり撮影するのではなく、撮影環境の準備を入念に行います。

まずは舞台作りから
水を張り……

 撮影スペースに鏡を敷き詰めたかと思いきや、そこに水をまくゆーいちさん。「水柱」である冨岡義勇を撮るために、水の表現から始める趣向です。

フィギュアを立てた時点でムード満点
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波紋に立つ冨岡義勇がかっこよすぎる

 カメラや照明をセットすると、いよいよ撮影開始。フィギュアの足元にスポイトで水滴を落とし、波紋を立てて、水柱のイメージを高めていきます。

主な撮影機材はFUJIFILM GFX100S II
撮影前に、スポイトで水をひと垂らし
スモークも炊いてムードを高めます

 画像編集による強調も相まって、波紋が効果的な冨岡義勇のショットが完成。作品は「鳥肌立った!」「富岡さんのクールな感じが出ている」「生きてるみたい!」「脳内に『水の呼吸』のセリフが流れた」と、好評を博しています。

何枚も撮って重ね、波紋の広がりを強調
波紋を立てる冨岡さんのショットが完成
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画像提供:ゆーいち(@yuichi_cam_)さん