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実は取り組みたいとは思ってます。例えば、ボタンを上から押すだけではなく、横から触っても反応させられるようにしたデバイスなどは、使い方を変えればレバーにもなるんですよね。結構形状を自由にできるんで、「ボタンが付いてるレバー」なんかも作れます。
あとは、例えば格闘ゲームの必殺技を出すときに要求される方向入力が、指でなぞるだけで入力できるみたいなのはやってます。あと、3Dプリンターと導電性のボタンを使うことによって、将来的には“印刷したらもうコントローラーができてる”ってぐらいのやつができたらいいな、と。まぁそれはちょっと野心的すぎるんですが。
――さまざまなアイデアがあるんですね。……それこそコントローラーメーカーと共同で開発したりする未来もありそうです。ちなみに、費用はどのくらいかかっているんでしょう?
材料費だけで考えたら子どものお小遣いぐらいですかね。一人でやっているので、あとは私の手間賃かな。3Dプリンタと私の労力がそのまま生産能力に直結してます。
――今、特に開発に注力しているデバイスはありますか?
特に力を入れて開発しているのは、クラウドファンディングのコミュニティで話題に登ったものですかね。例えば、この渦巻き型のデバイスは、「ボタンを上から押すのではなく、握り込むように使いたい」という、私の開発コミュニティに参加してくださっている方の声から着想を得て生まれたんです。こういったアイデアは自分では思いつかなかったかもしれませんし、コミュニティで話し合いながら形にしていくプロセスそのものが非常に価値がありますし、楽しいですね。
――なるほど。コミュニティからのリアクションが重要だと。


