6000ドルで購入した古いスクールバスを3年かけてDIYし、夢の家へと生まれ変わらせた動画が、Instagramで話題に。この動画は記事執筆時点で再生数2500万回以上再生され、214万件を超える“いいね”を集めました。
プロジェクトの始まり
動画を投稿したのは、米在住のInstagramユーザー「Paul+Shae BUS LIFE 4 ME」(@buslifeforme)さん。このアカウントでは、古いスクールバスを改造してアメリカを旅する動画が多数公開されています。
今回ご紹介するのは、6000ドルで購入した古いスクールバスを3年かけてDIYし、夢の家へと生まれ変わらせた動画。動画は草地に停められた黄色いスクールバスからスタートします。かつて子どもたちを乗せて走っていたその車体は、塗装も色あせ、内部も使い古されていました。そんなバスを6000ドルで購入し、自分たちの手で家に作り替えるという壮大な計画です。
週末を使った3年間の努力
まずは部品を取り外してきれいに掃除したら塗装。骨組みを追加して断熱材を敷き詰めます。バス全体を快適な住空間に変えるためには、断熱や防水といった見えない部分にしっかり手を入れることが重要です。
彼らがこの改造に投じた資金は、合計で2万5000ドル(約375万円)。決して安い金額ではありませんが、それでも新築の家やキャンピングカーを購入するよりは低コストと言えそうです。
プロジェクトは仕事をしながら、週末ごとに少しずつ作業をするスタイルで進められました。バスの屋根を塗装したり、シャワールームを作ったりと、映像には汗と努力の積み重ねが記録されています。
「こんなプロジェクトは初めてだった」と語る2人。大工や配管工の経験はなく、YouTube動画を見て試行錯誤しながら技術を身につけていったそうです。
木材で間仕切りを組み、防水処理を施し、配管を設置する……そのすべてが手探りの挑戦でした。動画には「簡単ではなかったが、やる価値があると分かっていた」という言葉が添えられます。
水回りの施工ではポンプ設備や配管を取り付け、本格的な住宅機能を整備。さらに木製家具を取り付ける場面では、インテリアへのこだわりも垣間見えます。外装にはバックカメラを設置し、安全性も確保。大掛かりなプロジェクトながら、細部への配慮も抜かりありません。
やがて3年に及ぶ改造の末、スクールバスは完全な住居へと変貌! 石張りの床や窓付きのシャワーブース、木目調の天井、大きな天窓、白い収納キャビネット。そして通路には赤と白のラグが敷かれ、ソファや仕事机、運転席なども見えます。2人はこの“移動する家”で、家賃の支払いもなく、楽しく全米を旅しているそうです。
今回のDIYプロジェクトは海外の事例ですが、日本で同様に中古バスを改造して走行させる場合には注意が必要です。国内では、改造内容が道路運送車両の保安基準に適合しているかどうかを確認しなければなりません。特に、車両の長さ・幅・高さ・重量・乗車定員・用途などに影響を与えるような大規模な改造を行った場合には、構造等変更検査(構造変更申請)を受ける必要があります。
こうした手続きを経て保安基準に適合していない車両は、車検に通らず公道を走行することができません。そのため、実際に国内で取り組む際には、改造に詳しい専門業者や最寄りの運輸支局(陸運局)に必ず相談し、安全性と法令遵守を徹底することが大切です。
たくさんのコメントが寄せられる
コメント欄では「すごすぎる」「ゴージャスな変身だね」「本当にすごい。努力の結晶」「夢を実現したね!」「スクールバスがこんなにおしゃれな家になるなんて驚き」「自分も挑戦してみたくなった」「グッジョブ!」「努力が実を結んだね」「すべて自分たちでやっていることに驚愕」「全部できるように学びたい」「あなたたちなら家一軒丸ごと建てられそう」などの声が見られました。
画像はInstagramアカウント「Paul+Shae BUS LIFE 4 ME」より引用
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