レトロゲーム機のバッテリーを確認したところ、とんでもない状況になっていたという投稿が、X(Twitter)で「ヒェー!!」「早く回収に出して」などの反響を呼んでいます。

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中身がケースを突き破る勢いで膨張

 投稿者は、Xユーザー・ナイトホークは空飛ぶ三角形(@Nighthawk117Aug)さん。「あかんやつやコレ!」と添えて、1枚の写真を披露しました。

 写っているのは、2004年にSCE(現SIE)が発売した携帯ゲーム機「PSP(PlayStation Portable)」のバッテリーなのですが、よく見ると膨張によって表面にひび割れが発生しています。

ソニーの携帯ゲーム機「PSP」。写真は2008年発売の後期型(画像出典:Amazon.co.jp
殻をぶち破らんばかりの膨張

 2007年発売の薄型モデル以降で採用された1200mAhのバッテリーで、PSPシリーズとしては比較的新しいモデルとはいえ、約18年前の製品。リチウムイオンバッテリーは経年劣化で大きく膨張しており、ケースにから今にも飛び出しそうです。

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バッテリーが劣化したら回収先探しを

 肝が冷えるような光景に、Xでは「ヒェー!! 表面ひび割れとる!!」「早く回収に出して」「あかん! これあかん奴や!」「爆発寸前」といった反響が寄せられています。

 その後、投稿者は市役所に回収を依頼して、事なきを得たそうです。

 このような危ういリチウムイオンバッテリーは近年問題視されており、自治体や家電量販店で回収を受け付けているケースもあります。こうしたケースでは、まず地元で対応してもらえる場所はないか、確認しましょう。

 リサイクル方法や持ち込みを受け付けている店舗については、一般社団法人JBRCのサイトで確認できます。PSPに限らず、他の携帯ゲーム機やガジェットでも起こり得る話なので、いま一度手元の製品を確認しておきましょう。

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