ダイソーのドリンクディスペンサーに、熱帯魚を入れると……　目からウロコな“大発見”に「コレは素晴らしい」「やってみよう」

　ダイソーの商品をで作った驚きのアイデア動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で、5万3000回を超えています。

変わった物を水槽に

　動画を投稿したのは、簡単な材料を用いた水槽の作り方を披露しているYouTubeチャンネル「こっさんch」。以前には、“メダカの空中水槽”を作り上げる様子が話題となりました。

　今回の動画では、ダイソーの「ドリンクディスペンサー」(550円）をベタの飼育に使う水槽へと作り変えます。4リットルの水が入る同商品はガラス製で、下部にあるコックをひねれば容易に排水できる設計です。

　パッキンが付いている穴に付属品のコックを差し込んで、ディスペンサーの内側からナットで固定。このままでも使えますが、水換え作業を楽にするべくダイソーの「クリア収納ボックス」（220円）を用意しました。このボックスを上下逆さにして、“底面”だった部分にディスペンサーを乗せます。

　排水性はバッチリで、コックから水がどんどん出ていきます。ここで気になるのは排水時の水の流れと、底にたまった魚のフンや食べ残しも排出されるかどうか。そこでティッシュペーパーを使った実験を実施することにしました。

　細かくしたティッシュペーパーを沈殿物としてまき、再び排水。残念ながらペーパー沈殿物は微動だにせず、かき混ぜてコック付近に無理やり移動させないと排出されません。

水換え作業をより簡単にするため

　ダイソーの「水槽用スポイト」（110円）を使えば底の汚れは取り除けますが、少しでも水換え作業の手間を減らすため一工夫加えることに。ホームセンターで買った「透明チューブ」の出番です。

　このチューブは1メートル330円で売られており、内径は15ミリで外径は18ミリ。このチューブを長さ6.5センチにカットした後、ディスペンサー内部のコック部分に取り付けます。サイズはピッタリで、きれいにはまりました。

　チューブを上から押して向きを斜めにすれば準備はOK。再びペーパー沈殿物を入れてテストしてみると、中央にあった紙が勢いよく排出されていきました。

　メンテナンス時はスポイトでの吸い取り作業と、コックからの排水を併用するのが良いとのこと。なお、メダカなどの小さい魚を飼育する場合は、事故を防ぐためチューブの開口部にネットを取り付ける必要があるとしています。

“ベタ向け”にした結果……

　この水槽で暮らすベタが隠れ家や休憩場所として使えるように、セリアの「水槽用フェイクグリーン」を3つ投入。吸盤の力でしっかり貼り付いてくれる“水草”たちをセットして、ディスペンサーに彩りを加えました。

　ベタはジャンプして水槽から飛び出す可能性があるので、フタは必須。しかし、ディスペンサー付属の物は光を通さず、通気用の穴もないので使う訳にはいきません。

　そこでダイソーのグリーンリングと鉢底ネット、結束バンドを用意しました。グリーンリングは名前の通りフェイクグリーンを輪っか状につないだ物で、このリングと切り出した鉢底ネットを結束バンドで固定。オシャレかつ実用的なフタに仕上げました。

　100円均一ショップの商品を使った水槽に、今回の主役であるベタを導入すれば“ボトルアクアリウム”の完成です！　狙い通り水換え作業は楽で投稿者さんはとても満足しているとのこと。動画は、水槽内をゆうゆうと泳ぐベタの姿で締めくくられています。

　コメント欄には、「今回もすてきな作品ありがとうございます」「コレはすばらしいアイデア」「やはりダイソーはペット飼育者にとって宝庫」「持ち運びにも便利そうだなぁ」「省スペースで悩んでいたのでやってみようと思います」「メダカで試してみようかな」などの感想が寄せられています。

　投稿者さんはYouTubeチャンネル「こっさんch」の他、X（Twitter／@kossan_ch）も運営中。100均DIYやメダカ・ベタの水槽に関する情報を発信しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「こっさんch」