ねとらぼ
2025/09/30 09:25(公開)

汚れた古いハードカバーの本の表紙を刺しゅうで彩り3カ月後…… 1500万再生の驚きの作品に「冗談でしょ?」「魔法のよう」【海外】

 1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2024年4月に公開された、海外名作小説のハードカバーの表紙に刺しゅうしていく動画を紹介します。この投稿は、記事執筆現在までに1500万回以上再生され、59万件を超えるいいねを集めています。

 動画を公開しているのは、Instagramユーザーの「Lindsay」(@lindenacresdesign)さん。Lindsayさんはさまざまなハードカバー小説の表紙に、美しくアレンジした刺しゅうを施す作品を多数手掛けています。

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名作英文学の表紙を華やかに

 今回、Lindsayさんが題材に選んだのは、イギリスの作家であるジェイン・オースティンの小説『高慢と偏見』の古いハードカバーです。渋い橙色の表紙は、ところどころの汚れや傷が目立ち、文字が色あせている状態。もともとタイトルと著者名が書かれているだけのシンプルな表紙に、下絵を描いたら早速刺しゅうをしていきます。

表紙に刺しゅうする様子

 この本が出版された、摂政時代の刺しゅうパターンを参考にしてデザインを決めたというLindsayさん。タイトルの下には、両側に左右対称となるよう、黄色のガーベラのような花や、赤、青、オレンジの小花、そしてリーフが刺しゅうされていきました。タイトルの上と著者名の下には、淡い色合いの花々がブーケのように並びます。

美しい花々が刺しゅうされていく

 完成したのは小説の時代感を受け継ぎながらも、色鮮やかで美しいデザイン。なお、背表紙にはかなり黒い汚れがあったため、Lindsayさんは刺しゅうで隠したことも明かしています。新たにLindsayさんの手が加わり、いっそうすてきな本へと生まれ変わりましたね。

花々が美しい表紙に
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美しく生まれ変わった表紙に反響

 不朽の名作のハードカバーが生まれ変わった様子には「ただただ驚き」「私もこんなふうにできたらなぁ」「才能しかない」「信じられない!」「硬い本の表紙に刺しゅうするなんて冗談でしょ……? とっても美しい作品にびっくり」「魔法のよう」などの反響が集まっています。

動画・画像はLindsay(@lindenacresdesign)から引用

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