山小屋の老朽化したウッドデッキ→女性1人でDIYしたら……　3カ月後、見違える空間に「憧れます」「最高」「ウルウル」

　月明かりの下で露天風呂が楽しめるオシャレなウッドデッキ作りが「とってもすてきな出来栄え」「憧れしかありません」とYouTubeで話題です。この動画の再生数は記事執筆時点で9万7000回を超えています。

ウッドデッキに囲いを作る

　動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「森のコンテナハウスDIY」。コンテナハウス風の山小屋を自己流のDIYで少しずつリフォームする様子を発信しており、以前には庭に枕木で小道を作って話題になりました。

　今回は、3カ月かけて取り組んできたウッドデッキ作りの完結編です。もともとあった老朽化したウッドデッキを解体するところから始まり、これまでに基礎作りや骨組みの構築、床および階段作りなどを実施してきました。

　視界を遮る物がないのでウッドデッキからの見晴らしは非常に良いのですが、逆にこちら側も丸見えの状態。このデッキに設けた露天風呂を満喫するためにも、仕上げとして木製のフェンスを作ります。

圧迫感がない程度の高さ

　完成後に圧迫感が生じないよう、フェンスの高さはバスタブから見た際に近くの民家が隠れるほどの高さとします。デッキ正面の横幅は6メートル弱のため、4メートルおよび2メートルの杉板を柱に張り付ける予定です。

　まずは、デッキ上部に追加する柱部分を丸ノコでカットし、木材保護塗料をしっかりと塗ります。塗料が乾くまでの間にホームセンターへ出向いてフェンス用の杉板を購入。4メートルの長い板をトラックに積んで、そのまま持ち帰りました。

　一緒に暮らしているミーアキャットたちに見守られながら、買ってきた杉板を塗装。3本の柱を等間隔にデッキへ追加した後、4メートルの板を下から1段ずつ張ってフェンスを構築していきます。

　板材自体は薄くて軽いものの、何しろ長さは4メートル。真っすぐ固定するため板の両端を何往復もしてクランプの位置を調整しなければなりません。これを1人でやるのは大変だ……。

　隙間から落ち葉を掃き出せるように、1段目の板はデッキの床から少し高い位置に固定します。最下段が決まったら、後は投稿者さんの大好きな「板張りタイム」。合計7枚を張って1つ目のフェンスを構築しました。

　作業はスムーズに進行し、2つ目のフェンスも完成。しかし、真夏の日差しを浴びながら作っているため水分補給はもちろん休憩もしっかり取ります。休み時間のお楽しみとして用意したのは、いちごミルクのかき氷！　体を内側から冷やして次のフェンスに取り掛かります。

どんどん増す“プライベート感”

　3つ目のフェンスを作る場所は、デッキ正面の右側。2メートルの板を少し切り落として長さを調整したら、これまでと同じようにどんどん張っていきます。1枚張るたびに“プライベート感”が増すとのこと。

　最後は階段へと続く出入り口の部分です。これまでスノコを立て掛けていた部分に、蝶番で扉を取り付けました。サイズはピッタリで開閉はとてもスムーズ。これならデッキに出てきたミーアキャットたちが、誤って森へ飛び出してしまう心配もありません。

至福のバスタイム

　高さ70センチのフェンスで囲うことにより、ついにウッドデッキが完成しました！　祝福するかのような夕焼けを見ながらバスタブにお湯をため、おつまみを用意。月の光に照らされながら露天風呂を楽しむシーンで締めくくりました。

「すてきな秘密基地」「最高の眺め」と反響

　自分の理想とする環境を作り上げていく姿に、コメント欄では「ついに完成ですね。プライベートも確保できて最高です」「すごい！　ほんとに素晴らしいです！」「こんなすごいデッキを1人で作るなんて、尊敬しかありません！」「すてきな秘密基地」「空が広くて最高の眺め。憧れます」「達成感湧いてきてウルウルしちゃいました」といった感想が寄せられています。

　投稿者さんのDIYの様子は、YouTubeチャンネル「森のコンテナハウスDIY」で公開中。オープンクローゼットやキウイフルーツ用の棚など、さまざまな物を作っています。

「森のコンテナハウスDIY」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「森のコンテナハウスDIY」