ある学生が英語の問題でやらかした、痛恨のミスがX(Twitter)で反響を呼んでいます。投稿は広く拡散され、表示数は1000万に届く勢い、11万件の“いいね”を集めています(記事執筆時点)。

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この文脈なら「Justice」は「裁判官」の意味だが……

 話題の主は、Xユーザーの「あきあじ」(@akiaji_ham)さん。きっかけは、「Justice Tanaka said it was a top legal issue in this case」を和訳する問題でした。

文頭以外は合ってるけれど……惜しい!

 あきあじさんは単語を順番に直訳し、「田中正義はそれはこのケースの中で一番の法的問題であると言った」と回答。一見すると、全体的には合っていそうですが、実は文頭に間違いがありました。

 この文脈ならば、「Justice」は「正義」でなく「(最高裁判所の)裁判官」と捉えるのが妥当で、「最高裁判官の田中さんは~」が正解。ところが、あきあじさんは「Justice Tanaka」を“そういうフルネームの人”と扱い、「田中正義」と訳してしまったのです。

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日ハムファンならではのミスに笑い

 普通に考えると、名前を翻訳するのも変な話ですが、その原因はあきあじさんが北海道日本ハムファイターズの大ファンだったことにありました。というのも、同チームには田中正義(せいぎ)投手が在籍。ファンからは名前を直訳した愛称「ジャスティス」で親しまれ、セーブ成功時は「正義執行」などと賞されるリリーフピッチャーです。

 そのようにすり込まれていたら、回答時に「田中正義」の字面がちらついてしまうのも無理はないこと。不正解とはなってしまったあきあじさんですが、Xでは「プロ野球ファンなら間違いなく田中正義って書くよね」「なんでや! 正解やろwww」「ファイターズファンをあぶり出す問題かと思った。ファイターズファンとしては100点です」などと励まされています。

画像提供:あきあじ(@akiaji_ham)さん