ねとらぼ
ダイソーの毛糸2玉を使います
2025/09/25 10:30(公開)

「400円に見えない」ダイソーのでっかい毛糸2玉で作った“おしゃれな大作”に感動 「簡単なのに可愛い」

 ダイソーの毛糸2玉を使って大作を編んでいく様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で再生数が6万回を超えています。

【かぎ針編み】400円に見えない 花模様プルオーバー編んでみました。【ポリエステル毛糸】

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「編みあみ*たきchannel」の、たきさん。以前には、3種類の糸で編む大人バッグが注目を集めました。

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使用する糸

 今回の動画では、毛糸2玉を使って花模様のプルオーバーを編む様子を紹介。ダイソーのポリエステル毛糸「ベリー」と「グレー」を1玉ずつ用意します(各200円/動画で使用している毛糸は1玉150グラムですが、現在販売されているものは130グラムなので、後半で対応を紹介しています)。

ダイソーの毛糸2玉を使います
ダイソーの毛糸2玉を使います
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作り目を編みます

 2種類の糸を引きそろえて10号のかぎ針で編んでいきます(こちらの糸をそのまま使うと引っ掛かってしまうことがあるので、糸巻きで巻きなおしてから使っています)。かぎ針にくるっと糸を引っ掛けて、鎖編みを100目編んでいきます(1模様16目×6模様+横の部分を編むための4目/完成サイズは横60センチ、縦40センチになる予定です)。

作り目
作り目
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1段目を編みます

 1段目を編みます。作り目の最後を爪で押さえておき、鎖3目で立ち上がります。押さえていた目の裏山に針を入れて長編みを1目編み、同じ目にもう1目長編みを編みます。その後は[2目飛ばして3目めに細編み1目→鎖編み1目→1目飛ばして細編み1目→2目飛ばして同じ目に長編み5目]のパターンを繰り返します(1模様に扇編みが2山あります)。段の最後は裏山に長編みを3目入れます(段の最初と最後は扇編みの半分だけを編むイメージです)。

1段目
1段目

2段目を編みます

 2段目を編みます。鎖3目で立ち上がって編み地を反転させ、隣の目に長編み1目→長編みの上に長編み1目→細編みの上に長編み1目→鎖編みの上に長編み1目と連続で編んでいきます。その後は[鎖3目→扇編みの真ん中に長編み→鎖3目→〈細編み・鎖編み・細編み〉と続いている真ん中の鎖編みに長編み1目→細編みの上に長編み1目→扇編みの上に長編み5目→細編みの上に長編み1目→鎖編みの上に長編み1目]のパターンを繰り返します(長編みが9目続きます)。段の最後は鎖編みの上から連続で長編みを5目編みます。

2段目
2段目

3段目を編みます

 3段目を編みます。鎖1目で立ち上がって編み地を反転させ、根元のところに細編みを1目、隣の目にも細編みを1目入れます。その後は[鎖編み5目→前段の〈鎖3目→長編み→鎖3目〉の長編みの手前に細編み1目→鎖1目→長編みを飛び越えたところに細編み1目→鎖編み5目→9目続いている長編みの4つ目に細編み1目→鎖1目→1つ飛ばして細編み1目]のパターンを繰り返します。段の最後は長編みの4つ目に細編み1目→立ち上がりの目に細編みを1目編みます。

3段目
3段目

4段目を編みます

 4段目を編みます。鎖3目で立ち上がって編み地を反転させ、次の細編みの上に長編みを1目、鎖編みが5目続いているところに長編みを3目編みます。その後は[鎖3目→前段の〈細編み→鎖編み→細編み〉の上に長編み1目→鎖3目→鎖編みが5目続いているところに長編み3目→細編みの上に長編み1目→鎖編みの上に長編み1目→細編みの上に長編み1目→鎖編みが5目続いているところに長編み3目]のパターンを繰り返します(2段目と同様に長編みが9目続きます)。段の最後は鎖編みの部分に長編みを3目→細編み2目の上に長編みを1目ずつ編みます(長編みは全部で5目になります)。4段目まで編み終わると6枚の花びらが完成します。

4段目
4段目

5~8段目

 5段目を編みます(この模様編みは8段で1模様になっており、1~4段目の編み方の花模様の位置をずらして5~8段目を編みます)。鎖3目で立ち上がって編み地を反転させ、同じ目に長編みを2目→4目めの長編みの上に細編み1目を編みます。その後は[鎖編み1目→鎖3目の上に細編み1目→〈鎖3目→長編み→鎖3目〉の長編みの上に扇編み(同じ目に長編みを5目)→鎖3目の上に細編み1目→鎖1目→長編み9目の2目めに細編み1目→長編み9目の真ん中に扇編み→長編みの最後から2目めに細編み1目]のパターンを繰り返します。段の最後は立ち上がりの目に長編みを3目編み入れます。

 6段目は鎖を6目編んで編み地を反転させます(立ち上がり+横に行く分)。その後は[前段で鎖編みを編んだところから長編みを9目→鎖3目→前段の扇編みの真ん中に長編み1目→鎖3目]のパターンを繰り返します。段の最後は鎖3目→立ち上がりの目に長編みを1目編みます。

 7段目を編みます。鎖1目で立ち上がって編み地を反転させ、根元のところに細編みを1目→隣の目にも細編みを1目入れます。その後は[鎖編み5目→長編みの4目めに細編み1目→鎖1目→1目飛ばして細編み1目→鎖編み5目→長編みの手前に細編み1目→鎖1目→長編みを飛び越えたところに細編み1目]のパターンを繰り返します。段の最後は鎖編み5目→前段の長編み部分に細編み1目→下から3個目の鎖編みを割るように細編み1目を編みます。

 8段目は鎖6目で立ち上がり、編み地を反転させます。その後は[前段の鎖5目の部分に長編みを3目→細編みの上に長編み1目→鎖編みの上に長編み1目→細編みの上に長編み1目→鎖5目の部分に長編み3目→鎖3目→前段の〈細編み→鎖編み→細編み〉の上に長編み1目→鎖3目]を繰り返します(長編みが9目続きます)。段の最後は鎖3目→立ち上がりの細編みに長編みを1目編みます。

8段目
8段目

9段目~

 9段目以降は1段目~8段目を繰り返し、縦の長さが40センチになるまで編み進めます(動画では花模様を7段と半分編んでいます)。1枚目が編めたら同じものをもう1枚編みます。

1枚目が編めました
1枚目が編めました

2枚をつなぎます

 2枚の編み地をつなぐため、脇と肩の部分に印を付けます。位置は脇の部分は上から20センチのところ、肩の部分は長編みのブロックが3つ入るところです(動画では当初編み終わりを肩にする予定でしたが、上下を入れ替えて編み始めを肩にしています)。

 編み地2枚を中表に合わせてクリップで止め(動画では編み地が滑らかな方を表にしています)、残してあった糸で引き抜き編み&鎖編み2目を交互に編んでつないでいきます(糸が残っていない部分は新しく糸を差し込んで使っています)。最後までつないだら糸をカットして糸始末をします。左右の肩と脇、計4カ所をつないだら完成です。

2枚をつなぎます
2枚をつなぎます
完成です
完成です

 完成したプルオーバーは花模様が浮かび上がるすてきな仕上がり。サイズは横60センチ、縦40センチでした。残っている糸は各色17グラムだったので、現在販売している糸を使う場合は最後の1段を減らして編めば足りるということです。

 たきさんは親指が腱鞘炎になってしまい、サポーターを使って編んでいるとのこと。コメント欄には、手の状態を気遣うコメントや「色々と挑戦したい」といった声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「編みあみ*たきchannel」では、つば広ハットやグラニーバッグの編み方なども公開中。Instagram(@amiami_taki_channel)でも編み物に関する情報を発信しています。

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動画提供:YouTubeチャンネル「編みあみ*たきchannel」さん

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