2025/09/25 19:30（公開） 
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SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2025年2月に話題になった“アイシャドウパレットの使い方を分かりやすくするアイデア”について、投稿した木崎アオコ（@aokororism）さんに話を聞きました。
アイシャドウパレットの使い方を見やすく工夫
『少年ジャンプ＋』で3月まで『ぼくと海彼女』を連載するなど、漫画家として活躍する木崎さん。X（Twitter）に投稿して反響を呼んだのは、メイクに役立つライフハックです。
「最近ようやくメイクが楽しくて色々買って挑戦してる」という木崎さんですが、4色入りのアイシャドウパレットの使い方がよく分からなかったのだとか。そこで、KATEの「ポッピングシルエットシャドウ」と「メロウブラウンアイズ」の2つに、ある工夫を施しました。
目からウロコ！
それは、パッケージ裏に描かれていた塗り方の手順を切り取って、本体のフタに貼り付けるというもの！ パレットによっては多くのカラーが入っていることもあり、どうやって使えばいいのか分からなくなってしまうこともありますが、こうすればいつでも使用手順を見ながらメイクが楽しめますね。
便利になった一方で、スタイリッシュな容器のデザインを邪魔してしまっていることもあり、自ら「ダッサー!!」と突っ込んだ木崎さん。「コスメは見た目がおしゃれなことがとても大事」としながら、「買う時のワクワク感も込みで価値のあるものなので、最初から見た目がダサくなることは望んでいない」と話してくれました。
コスメのおしゃれな見た目を生かすアイデアも
この投稿は、記事執筆時点で377万回以上表示されるなど注目を集めました。画期的なアイデアに、「わー！ なるほど！ 私もわからんすぎてパケ捨てられずにいたのでこれまねっこします」「スゴくいいと思います」と共感する声や「私もやってます 塗り方忘れますよね」などの声が上がっています。
また、「パケの表に貼っても良いのですが、使用する時に蓋開けちゃうと見えなくなるので蓋の内側に貼ると見ながら使えて、ダサさ軽減しますよ」と提案するコメントも。木崎さんは早速実践し、「内側に貼り直してみたところ、ポッピングシルエットシャドウの方は完全におしゃれさを取り戻し、メロウブラウンアイズは透けてるものの綺麗なシールでも貼れば誤魔化せそうです！」と報告していました。
ねとらぼ編集部では、投稿した木崎さんに話を聞きました。
「本当に勝手が分からなかった」
——バズったときの心境を教えてください。特に印象に残っているコメントは何かありますか？
木崎さん：やー恥ずかしかったです!! でもみなさん本当に優しく色々教えてくださったりリアクションくださったりして、馬鹿にするようなコメントは多分なかったんじゃないかなと思います。うれし恥ずかしですね。
——アイシャドウの塗り方に悩んだきっかけは何でしたか？ また、どのような点で「塗り方が分かりにくい」と感じられたのでしょうか。
木崎さん：漫画家で普段家にこもりきりなのでメイクに目覚めるのが遅かったのです。ずっとダイソーのダークブラウンのアイシャドウを適当にまぶたと眉毛に乗せて終わっていたので……。なので本当に勝手が分からなかったのです。
メイクは「自由さがとっても楽しい」
——パッケージの説明書きを貼るというアイデアは、どのようにして思いついたのでしょうか？ それによって、メイクのしやすさはどのように変化しましたか。
木崎さん：毎回パッケージの裏を見るのは捨てられもしないし大変なので、あのようにしました。私のような素人にとっては便利になりましたよ、めちゃくちゃダサいですけどね……。
——投稿では「最近ようやくメイクが楽しくて色々買って挑戦してる」と書かれていましたが、そのきっかけや楽しみ方の変化についてもぜひ聞かせてください。
木崎さん：今はYouTubeやそれこそSNSで簡単にメイクのやり方を学べるのですけど、本当に人によってそのやり方は千差万別というか、自分の理想を持って好きに色んなパターンでやれる事を知ったので、その自由さがとっても楽しいです。
とはいえコスメはその見た目でワクワクするのもとっても大事なので、パッケージのやり方見本は参考に留めて、今は貼ったりせず好きにメイクしています。
画像提供・協力：木崎アオコ（@aokororism）さん
