今年の夏はとびきり暑かったような気がしますが、やっと近頃は強烈な日差しも和らいできたでしょうか。ぎらぎらと照り付ける夏日から、穏やかな陽光へ。そんな季節に今回は、小さな光と影を操るご本です。
今回紹介する同人誌
『お部屋で作るちいさな太陽の光』A6 16ページ 表紙、本文カラー
著者:Ombre Noir
室内に居ながらにして光を操り、魅力的な写真が!
今回のご本は、小さな対象を写真撮影するとき、ステキに演出する方法を取り上げた同人誌です。その演出方法とは、光と影。具体例には、荘厳な教会のステンドグラスを思わせる窓、光が差し込むところに佇んでいるような格子の模様、薄暗い中に浮かび上がる十字架型の白さなど、そこに対象が居るだけでニュアンスが感じられるような写真が掲載されています。
ご本ではこの印象的な空間を作り出すための簡易撮影ボックスや、影を作るボードの作り方、ライトの当て方といった撮影環境、さらに撮影道具や、ライトの当て方、写真の色調節などのコツについても紹介されています。
光と影のニュアンスにじっくり取り組める
作者さんは小さなぬいぐるみやアクセサリーの撮影の際に、光の大きさや、夜しか撮影する時間がないといったことに難しさを感じていたことから、身近な材料で光の演出する方法をまとめてみられたのだそうです。そうそう、写真を撮る際の自然な光って強すぎたり弱すぎたり、そして刻々と変化していったり……そこが楽しいところでもありますが、難しいところでもありますよね。じっくり時間をかけたり、逆にふと思い立った時にも素敵な光と影で撮影できる環境が側にあると、気軽にいろんなチャレンジができそうです。
大切なもののための美しさと物語を自分で作り上げる
ご本の内容としては、撮影のノウハウとテクニックがまとめられています。けれどそれだけでなく、掲載されている写真にはっと手を止めました。やわらかな影、くっきりとした光、そういった要素をまとったぬいぐるみやアクセサリーは、そこに置かれているだけではなく、そこに居る事情があるような、物語性を放っていました。
そのドラマチックな雰囲気にうっとりとし、そしてこんな素敵な空間を作ってみたいな、自分ならどんな風な一瞬を切り取ろうかな、なんて思いをはせる美しい演出が自分の手でできる可能性にうれしくなってきます。「きれいだけど、ステンドグラスの影なんて自分で作れるかな?」とちょっとおじけづきそうなときのために、影のもとになる透過カードもオプションで販売されているのも含めて、ありがたくってお見事です!
サークル情報
サークル名:Ombre Noir
入手できる場所:BOOTH
連絡先:X(@OmbreNoir_7)
今週の余談
私も道端のちょっとした花を撮るときがあるのですが、光の差し込み方でずいぶん印象が変わりますよね。素敵だなと思う世界を、大切な小さいものたちのために自分で生み出せるってそのこと自体が美しいなと思います。
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