9歳の男の子とパパが、ルービックキューブを積み上げて作ったものは……。驚きの“アート作品”がInstagramで話題を呼んでいます。

advertisement

ルービックキューブで作るアート

 投稿したのは、ニュージーランド在住のアーティスト「Taka & Haru」(@hcubenz)さん。9歳の息子・春馬くんとパパの2人組アーティストユニットで、SNSで作品を発表したりイベントで制作を行ったりとさまざまな活動に取り組んでいます。

 2人が作っているのは、立方体の色の配置をそろえるパズル“ルービックキューブ”を使ったアートです。今回の動画では、アニメも大人気の漫画『鬼滅の刃』の主人公である竈門炭治郎をテーマに作品を制作しました。

ルービックキューブの色配置をひとつひとつ調整
advertisement

ルービックキューブを大量に用意

 まずは大量に用意したルービックキューブをひとつひとつ調整し、目当てのカラーリングにします。それを巨大な木枠の内側に並べ、どんどん積み上げていくと……。

木枠に並べていくと……
ランダムな色がだんだん絵になっていきます
顔が見えてきました
これは……!

 なんと400個以上のルービックキューブが1枚の絵になり、ドットで表現したようなタッチのイラストが出現! 凛々しくこちら側を向く、炭治郎の顔になりました。これはすごい……!

炭治郎が完成!

 ルービックキューブの6色だけでイラストを表現できることにも驚かされますが、狙った位置に色を配置するスキルにもびっくりです。とてつもない発想力と技術力によって制作されたアートですね。

ルービックキューブでこんなことができるとは……!

 Taka & HaruさんのInstagramでは、このほかにもさまざまなルービックキューブアートを公開中。ねとらぼ編集部では、2人に制作を始めたきっかけや制作背景について聞きました。

advertisement

およそ10時間かけて制作

——大作ですね。そもそもルービックキューブアートを始められたのはいつごろで、何かきっかけはあったのでしょうか?

Taka & Haruさん:ルービックキューブアートを初めたのは約2年前です。

 息子と一緒にスピードキュービングというルービックキューブを早くそろえる競技をやっていたのですが、あるとき偶然Instagramでフランスのアーティストさんが作成したルービックキューブのモナリザを見て、「すごい、こんな世界があるんだ」と感動しました。そこで、自分でもやってみたいと思ったのが始めたきっかけです。

——この炭治郎アートが出来上がるまでおおよそどれくらいかかりましたか?

Taka & Haruさん:炭治郎はデザインを作るのに約4時間、キューブを回してそろえるのに約6時間かかりました。

——ジャパンフェスタにも参加されたとのことで、親子で好きなアニメ作品やニュージーランドで話題の日本のアニメなどあればお聞かせいただけますでしょうか?

Taka & Haruさん:親子で1番好きなアニメは「ONE PIECE」です。ニュージーランドでも日本のアニメは大変人気があり、「ONE PIECE」は知らない人はいないと言っていいぐらいの絶大な人気があります。あとこちらでも「鬼滅の刃」の映画が公開され、今大変盛り上がっております。

動画提供:Taka & Haru(@hcubenz)さん

advertisement

Taka & Haruさんのルービックキューブアートまとめ