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たろちん: それすげえいいよね。将棋はやっぱそれがありえないからさ。実力差があったらもう絶対ひっくり返んないけど、スト6はうまく噛み合えば実力差があってもひっくり返せる。だからドラマも生まれやすい。どうせ勝てねえんだろってうんざりせず向かっていける幅の広さがすごいよね。
イッコウ:そう。競技シーンにいるトッププロは大変でしょうけど、シーン全体で見たらいいことなんじゃないかなと個人的には思ってます。
ふくた:ランクマでプロと当たると、ワンチャン引けるかもっていうワクワク感がありますからね。
イッコウ:そうだよね。
たろちん: 俺、翔のAKIと当たったことある。明らかに初めてAKIやってますって感じだったけど。
格ゲーおじが解説する『翔』:カプコンカップで優勝し100万ドルを獲得した現世界王者。AKIを使っているイメージは全然ない。
ふくた:僕もスト5の時に1回だけウメハラさんと当たって、波動拳に真空波動拳を合わされて負けたのを今でも覚えてますね。
イッコウ:そうだね。ランクマで偶然マッチする以外でも気軽に対戦する機会はあるし、トッププロとの距離の近さみたいのは確かにあるよね。
たろちん: そう。現地に行けば会えるってのもそうだけど、ネットでも視聴者と対戦してくれたりするし、距離近いよね。
イッコウ:よく考えたら他の競技だったらありえないよなあ。
格ゲーマーが対戦中に言う謎の謝罪
たろちん: ところで、格ゲーマーって自分がミスったとき「ごめん」って謝ることが多いけど、あれ昔からそうなの?
イッコウ:そうですね。昔からあったと思います。
たろちん: あれ特殊な語彙だなって初めて見たとき思った。
ポッポ:確かに。自分がミスっても別に「うわ、ミスった」とかって言うだけで「ごめん」っては言わないす。
イッコウ:え、でもみんな言うんじゃないの?
たろちん: 自分では言わない。自分に「クソが」って言うことあるけど別に謝らないよなって思って。あれって「クソが!」ってゲーセンで言うと灰皿が飛んでくるから生み出された語彙なのかなって……。
イッコウ:そんな治安悪い理由なわけない。
例えば……自分が起き攻めをするとき、打撃を重ねるか投げを重ねるかみたいな駆け引きがあるじゃないですか。これってじゃんけんと一緒で「自分も相手もどういう手札を持ってるか理解してる」という状況だったりするわけです。
たろちん: うん。うん。
イッコウ:そんな中で自分が操作ミスって、グーでもチョキでもパーでもない謎の手を出してしまった。でも奇跡的にその謎の手が相手にあたってしまってKOしてしまったとします。
たろちん: はい。はい。
イッコウ:これはお互いが想定してる駆け引きじゃないですよね。たまたま自分がミスったせいでたまたまKOしてしまい、奇跡が起きて勝っただけ。なんなら、自分が下手すぎたせいで勝ってしまったとも言える。これ、謝っちゃうのもわかりません?
たろちん: あ、確かに。それはあるわ。セオリーと違うしっていうことだよね。
イッコウ:そう。そういう感じが近いかなと思うんすけどね。
たろちん: 初心者から見ると、「え? 勝ってんだから良くね?」とか「謝ることなくね?」って思ってた。でも自分がミスったとき「俺のバカ」ってなる。
イッコウ:それはそれで偉い。
格ゲーと怒りの感情
つゆヒコ:ちなみに皆さんランクマやってて怒る方ですか? 僕はもう世界全体に対してブチギレてますけど。
たろちん: いや、ムかつくというか負の感情になる時はあるけど基本的に自分に全部向く。「俺が悪いせいで負けた……」って思ってるから。
ポッポ:負けたときは超キレてるけど、リプレイ見ると「ここ悪かったな……」とかになるんだよな。最初は相手キャラにキレるのに、結局自責に向く。
たろちん: やっぱめっちゃ感情のゲームだなってのはすげえ思う。プロとかでも大会で焦って普通のコンボミスったりするもんね。