ピン芸人の“マサ越前”こと伊藤政臣さんが9月28日にInstagramのストーリーズを更新。ステージ4の末期がんが及ぼす影響を明かし、屈しないという気持ちを新たにしています。

胃の痛みを感じる前に撮影した1枚(画像はマサ越前Instagramから)
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約1年前にがん判明

 伊藤さんは2020年に組んでいたお笑いコンビ「トラッシュスター」を解散後、主に福井県のご当地ヒーローをプロデュースする活動を続けてきましたが、2024年12月に休業を発表

 胃の痛みから検査を受けた結果、胃がんの宣告を受けたといい、患部の3分の2を摘出する手術を受けることになったそうで、「これはさらに強くなる為の試練だと思っています」「癌のおかげでって言える未来の為に全力で闘います」と宣言していました。

胃の摘出手術直後の伊藤さん(画像はマサ越前Instagramから)

 手術前の言葉通り大みそかに退院した伊藤さんは、2025年8月末にがんが肝臓に転移しており、至急入院することになったと報告。7月の段階で体調が悪化し検査を受けたところ、ステージ4の末期がんとの診断を受けたといい、「悔しく残念ではありますが命あっての活動です」「家族や仲間と共に癌と戦って必ず元気に帰ってきます」とコメントしていました。

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体調の悪化を告白も……「でも負けない」

 病状報告後は「状況は極めて深刻だ」と認めつつ、抗がん剤治療を続けていた伊藤さん。9月28日のストーリーズ投稿では、あご周りを中心にかなりほっそりとした顔つきでファイティングポーズを取り、「息苦しさと吐き気がたまらなく辛い」「冷たいものは舌や喉、手も全てが痺れる」「スマホを操作する手も震えて打ちにくい」などと副作用の影響を明かしました。

 「くそぉが口癖に笑」と悔しい気持ちを爆発させ、「どんどん痩せていく」「でも負けない」「辞める訳にはいかない」と闘志を新たにし、明日に控える外来を前にちゃんと寝付けることを願っていました。

末期がんと闘っている最中で激ヤセした伊藤さん(画像はマサ越前Instagramから)