大ヒット上映中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』を、カンボジアの映画館で見た人のレポがX(Twitter)で話題に。投稿は記事執筆時点で1100万回以上表示され、約6万4000件の“いいね”を集めています。

カンボジア版『無限城編』のポスター

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まさかのチケット代に驚き

 投稿者は2025年からカンボジアに在住しているXユーザーの「山羊さん」(@dontforget0308)さん。現地の映画館に『無限城編』を見に行き、その様子をレポしました。

 まずシアターに入ると、設備は日本のものと特に変わりがなかったとのこと。投稿者が撮影したシアター内部の写真を見ると、確かに日本の映画館との大きな違いは見受けられません。それでいて、チケット代は驚きの2.5ドル(約370円)! これは安い……。

シアターの様子は日本とあまり変わりません
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『鬼滅の刃』はカンボジアでも大人気

 カンボジアでも『鬼滅』は人気のようで、観客の入りは上々。学校の夏休みに合わせて公開されたとのことで、それもあってか観客の大部分が10〜20代だったそうです。

 映画の音声は日本語で、字幕は英語とカンボジアの公用語であるクメール語の2種類。一部のシーンでは笑いやどよめきが起こるなど、作品の魅力はしっかり伝わっていたようです。また、日本の映画館より音が大きかったり、猗窩座が炭治郎を「子ども」と呼んでいたりといった違いがあったといいます。

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カンボジアならではの特色が

 加えて投稿者は、映画が始まる前の予告編の様子もレポしています。ハリウッド映画の予告は英語音声のみで字幕がないのでスマホを見る観客が多いそうですが、日本のアニメ映画(『ドラえもん』と『コナン』が流れたとのこと)は字幕がつくため画面に注目が集まっていたのだとか。

 さらに予告編が終わって本編が始まる直前、突然観客が立ち上がり、何かと思ってスクリーンを見ると「戦争で被害を受けた我が国の兵士に敬意を表する」の文字が。同じ作品が上映される映画館でも、国によって文化の差異があることが分かりますね。

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「ちょっと鬼滅見にカンボジア行ってきます」

 日本とカンボジアの映画文化の違いに、リプライ欄などでは「370円!? ちょっと鬼滅見にカンボジア行ってきます」「カンボジアやっす!?!??」とチケット代の安さに驚く声や「こういうレポ好き」「カンボジアの良さが詰まりまくってるな笑」「炭治郎の呼び方草」「ちゃんと楽しんでる人が多くてよかったね」などのコメントが。また、同じく海外で『無限城編』を見たという人からの反応も寄せられていました。

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海外で劇場版鬼滅の刃を見た人

X(Twitter)の反応

画像提供:山羊さん(@dontforget0308)さん