砂浜を散歩していたら、思いがけず危険生物に遭遇した――。そんな体験談がInstagramで話題です。

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砂浜を散歩中に遭遇したのは……

 投稿したのは、沖縄でネイチャーガイドをしている「きゃんあやか(@yambaru_nature_guide)」さん。ある朝の散歩中、本来そこにいるはずのない魚に出くわしたといいます。

浜辺を散歩していたら……

 それは、鋭い歯や凶暴そうな外見から「海のギャング」と恐れられるウツボ。釣り針と糸が口に付いたまま、砂浜に放置されていました。

陸ではあり得ないウツボ。釣り針と釣り糸が絡まっているのも苦しそう
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海に戻してあげると……

 釣り人が目当ての魚でないからと、リリースもせず打ち捨てていたのかもしれない――そう考えたきゃんさんは、急いで救助することに。車に戻ってハサミを取り出し、からまった釣り糸を取り払ってあげました。

かまれると大変なので、慎重に対応

 とりあえず浅瀬に入れてみたところ、ウツボは元気を取り戻した様子。あらためて奥のほうへ移してやると、生き生きと沖へ泳いでいきました。

試しに海水へ漬けてみると……
泳ぎ出すウツボ
あらためて海へ
元気に泳いでいきました
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「ウツボの恩返しがあるといいですね」などの反応

 コメント欄では、「生きていて良かった」「ウツボの恩返しがあるといいですね」「この放置はむごいね」「どうか生き抜いてくれますように」と、ほっとする人が続々。ウツボを放置した人に憤る声もみられます。

 なお、ウツボは臆病な魚ではあるものの、へたに手を出してかまれると深手を負う危険性があります。きゃんさんも緊急ゆえ素手で対応しましたが、「絶対にマネされないようお願いします」とコメントしています。

動画提供:きゃんあやか(@yambaru_nature_guide)さん