学校から帰ってきた10歳の女の子がパパに披露した、才能を感じさせるエキゾチックなイラストが、Threadsで注目を集めています。

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モチーフはバリ島の美術館で見た「鬼神」

 投稿者は、Threadsユーザーの中村彰宏(@akihiro.nakamura.718)さん。日本、ドバイ(UAE)、バリ島(インドネシア)に拠点を持つ「MKDTグループ」の代表を務めており、少し前に家族でバリ島に引っ越したそうです。

 注目を集めているのは、「娘が学校でなかなかのクォリティの絵を描いてきた」と添えて披露した1枚のイラスト。現地の学校に転校した10歳の娘さんが描いたものだそうです。

 娘さんは学校の美術館見学で「鬼神」と出会い、現地の伝説にインスピレーションを受けたもよう。画用紙にはたくさんの鬼神が描かれています。

1/4)バリ島の美術館で見た鬼神に心を奪われ、10歳の少女が描いた円形のアート。紙いっぱいに広がるエネルギー
2/4)中心には牙をむいた鬼神の顔。その周囲を取り囲むように無数の面が並び、見ているだけで吸い込まれそう

 オリエンタルな仮面を思わせる鬼神のイラスト。どれも同じように見えて、少し違う個性的な見た目になっています。ちょっぴりコミカルなタッチで、恐ろしいイメージの鬼神が親しみやすい印象になっています。

3/4)ひとつひとつの表情が違い、怖さよりもどこか愛嬌を感じる不思議な世界
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友人の似顔絵の一筆書きにも挑戦

 途中で鬼神を描くのに疲れてしまったそうで、輪の外周は自分や友人たちの似顔絵に。それも一筆書きで表現しようという試みが効いて、ユニークな作品に仕上がっています。

4/4)外周には友人や家族の似顔絵が描かれ、神話と日常がひとつの輪になって共存するユニークな構成

 「ちょっとビックリ」とパパを驚かせた作品に、コメント欄には「なかなかの……どころか凄いクオリティです」「神が降りてきてますね」「魔よけになりそう」「え!描いたんですかコレ!」「天才です」などの反響が寄せられています。娘さんはたくさんの反響によろこんでいるようで、絵の詳細をブログで解説しています。

画像提供:中村彰宏(@akihiro.nakamura.718)さん