ねとらぼ
2025/10/23 21:15(公開)

“巨大ミミズ”を購入→飼育ケースに入れてみたら……衝撃の姿に「ゾウの鼻みたい」「めっちゃ可愛いすぎるやん」

 四肢がなく、どちらが頭なのか見分けがつかない。どう見てもミミズっぽいけれど、ミミズではない……そんな不思議な生き物の飼育環境をセッティングする様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、1万3000回以上再生されています。

デカくてキモい!?怪物○○○をお迎え!

 動画投稿者のふじぴこさんは、カメレオンを中心としたさまざまなは虫類と一緒に暮らしています。以前には、ヘビのような見た目をした、“不思議な生き物”をお迎えした時の様子を紹介しました。

 今回は先日お迎えしたメキシコの巨大ミミズ……ではなく、四肢のない不思議な生き物「メキシコハダカアシナシイモリ」の飼育環境をセッティングする様子を見せてくれるようです。

今回お迎えしたのは……メキシコの巨大ミミズ……!?
今回お迎えしたのは……メキシコの巨大ミミズ……!?
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ミミズっぽいけどミミズじゃない

 メキシコハダカアシナシイモリはミミズのような見た目をしていますが、ミミズの仲間ではなく「アシナシイモリ科」に属する両生類の1種とのこと。ミミズとは異なり口の中には歯が生えていて、地中で暮らすことからほとんど目は見えていないのだといいます。

ミミズっぽい見た目ですが、実は両生類です
ミミズっぽい見た目ですが、実は両生類です

 そんなメキシコハダカアシナシイモリの飼育容器には、しっかりとフタができる幅50センチほどのプラケースを採用。中には床材として土を入れますが、土の種類は何でもいいのだとか。ふじぴこさんはこの種を飼育している人から話を聞き、黒土と腐葉土をミックスして使うことにしました。

見れば見るほどミミズっぽい
見れば見るほどミミズっぽい

 ケースに入れた黒土と腐葉土にたっぷりと水分を加えたら、しっかりと全体を混ぜ合わせます。さらに土の中にトンネルを作って生活する生き物であることを踏まえて、混ぜた土を少々押し固めておくことに。その後、端の方に水入れをセットしたら、飼育環境のセッティング完了です。

新たなおうちが完成しました
新たなおうちが完成しました
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新環境にお引越し

 セッティングしたケースにメキシコハダカアシナシイモリを移動させると、土に潜ろうとしているのか、もぞもぞと動きはじめました。エサは後で与えるそうですが、今日は頭をつぶしたコオロギを与える予定とのこと。野生では昆虫類やミミズ、ナメクジなどを食べていますが、飼育下で大きくなった個体はピンクマウスも食べるそうです。

まだ若い個体なのだとか
まだ若い個体なのだとか
お引越し完了です
お引越し完了です

 やがて柔らかい場所を見つけたメキシコハダカアシナシイモリは土に頭を突っ込み、少しずつ潜りはじめました。なお、この生き物はどちらが頭でどちらがおしりなのか見分けることが難しいですが、よく見てみるとおしりの方がやや丸く、顔の方は少しシュッとしています。

少しずつ土に潜りはじめました
少しずつ土に潜りはじめました

 ちなみにふじぴこさんがミミズそっくりの見た目と質感を持つ、この生き物をお迎えする決定打となったのは、体が大きくなることと寿命が長いことの2点なのだとか。体長60センチほどになる個体もいるらしいことから、しっかりと大きくして立派になった姿を見せたいと考えているそうですよ。

 なお、基本は土の中にいる生き物なのであまり掘り返すことはしたくないけれど、生存確認のためにたまに掘り返すつもりとのこと。慣れると土の中から頭を出してエサを要求することがあるそうなので、そのような関係性になれたらいいなと考えているそうです。

どんどん潜っていきます
どんどん潜っていきます

 また、現状の土の厚さは12センチほどですが、成長したらもっと深くて大きなケースに移動させようと思っているのだとか。ふじぴこさんがさまざまな説明をしている間もメキシコハダカアシナシイモリはゆっくりと土の中に潜り続け、やがて土の中へと消えていったのでした。

完全に潜りました
完全に潜りました

 完全に潜ったことを確認した後は、土の上にコオロギを4匹置いておくことに。お迎え直後の生き物はなかなかエサを食べてくれないことが多いものですが、果たして……?

 翌日。ケースの中を確認すると土のあちこちに穴が開いていて、メキシコハダカアシナシイモリが動き回った形跡がありました。しかし、前日に置いたコオロギは3匹そのまま残っていて、1匹はどこにいったかわからないけれど、食べたかどうかはっきりとはわかりませんでした。

翌日。あちこちに穴が開いていました
翌日。あちこちに穴が開いていました

 とはいえ、まだ来たばかりで環境にも慣れていないことから、今回は掘り返さずそっとしておくことに。別日にピンクマウスを置いて、食べるかどうかチェックしてみようと思っているそうですよ。

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ツヤツヤ感がめっちゃいい」いつか飼育してみたい」と反響

 動画には、「あのツヤツヤ感がめっちゃいい」「かわいいですね!いつか飼育してみたいなぁ」「ミミズより蛇に近いのかな?」「最初は電気消さないと出てこないかも」といったコメントが寄せられていました。

 ふじぴこさんはYouTubeチャンネル「ふじぴこ」の他、X(Twitter)アカウント(@fuji_piko1215)では、愛らしい爬虫類たちの様子を公開中です。

小さくてお顔がキュートな生き物をお迎え♡
過去1最高に青い◯◯◯をお迎えしました…!【BLACK OUT!東京】
爬虫類イベントでトークショーして赤ちゃん○○○お迎えしてきた♪【ナゴレプ】

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