チェンソーを駆使して23本の丸太を加工していく女性の動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で5万8000回を超えています。
23本の木を使い切る!
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「楓山荘」。投稿者さんが、DIYを中心としたさまざまなことに挑戦する様子を発信しています。
そんな投稿者さんの庭にはたくさんの木が生えていました。長い枝が落下してくることもあって危険なため、23本を全て伐採してもらいました。原木を処分するのも費用がかかるため、薪や建材として使うことにしました。
今回の動画は、3年8カ月にわたる丸太活用の総集編。原木は山積みとなっており気が遠くなるほどたくさんありますが、自力で加工するため、ほとんど使うことのなかったチェーンソーを取り出します。
薪や建材をどんどん量産
丸太を1本ずつ転がして加工場へと運び、どんどん切断します。片手で持てるサイズになったら、手おのに持ち替えてひたすら薪割り。最初のころは、割った薪をある程度の高さまで積み上げて保管していました。
薪割りに続いて、チェーンソーによる製材にも挑戦。まずは丸太の樹皮を剥がし、カーブしている部分を切り落とします。続けて板状に切り出したら、細長くカット。角材を量産していきます。
細めの丸太は樹皮を剥がした後、そのまま表面を磨いて塗装。端部に穴を開けたら鋼製の金具でブロックに固定し柱とします。太い原木から切り出した角材と組み合わせれば、「薪棚」の完成です。
この他にもオーブンレンジ用の台や、目隠しとなる塀など原木由来の素材が大活躍。特に目隠しは棚も兼ねており、薪が置けるようになっています。
丸太の太さはさまざまで、中には人間の胴体以上に太い物も。そんな大物を扱う際は、別荘仲間の協力も得ながら道具を使ってゆっくり持ち上げます。2人がかりで取り組んだ結果、長さが2メートル30センチ、太さが58センチもの巨木を真っ二つにできました。
さらには庭の一角に大きなガレージを構築。一部には市販の杉板を使っていますが、ほとんどの材料は庭に生えていた木です。
ついに“その時”が……
有効活用し続けて3年8カ月。山のようにあった原木は、残り1本というところまで消費できました。“ラスボス”の丸太は3メートルと長いため、分割してから加工します。
太くて大きなラスボスを、何本もの角材へと変えたら作業は終了! 庭にたくさん積み上げられていた原木は姿を消し、投稿者さんはその代わりとして木製の建物や燃料を手に入れました。
コメント欄には、「すごくパワフルで人間の可能性を感じます」「ものづくりって面倒くさいけど楽しいですよね」「3年8カ月という数字に感動しました」「次は残ってる原木で木こりかな」などの感想が寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「楓山荘」
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