10月13日に閉幕を迎えた「EXPO 2025 大阪・関西万博」(2025年日本国際博覧会)。SNS上では「万博ロス」を訴える声が上がる中、一部の“万博ファン”からは閉幕1週間がたった現在も思わず夢洲(ゆめしま)を訪れてしまったという声が寄せられています。

SNS上では「万博ロス」を訴える声が上がっている(画像はプレスリリースより)

大阪・関西万博 写真集 (ぴあMOOK)

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 大阪・関西万博は4月13日に開幕し、半年後の10月13日に閉幕(計184日間)しました。公式サイトによると、累計来場者数は2901万7924人(そのうち、関係者入場証の入場者数は343万8938人)だといいます。

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各国パビリオンの解体作業が本格化

 閉幕から1週間たった10月20日には、各国パビリオンの解体作業が本格的に始まっていると日本経済新聞などが報道。SNS上では一部の“万博ファン”たちが現地を訪れる中、入り口の保安検査設備が撤去され、油圧ショベルやクレーン車などが立ち入っている様子などが投稿されています。

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ミャクミャクの巨大モニターなどはそのまま!?

 一方で、夢洲駅に設置されたミャクミャクの巨大モニター、改札を出た場所に広がるミャクミャクが描かれた階段装飾、象印マホービンによる俳優・阿部寛さんを起用した巨大広告の写真などは開幕中と変わらない状態とみられます。

 特に巨大モニターは開幕中にはその前を多くの来場者が行き交い、来場者が映り込まない撮影は困難でした。来場者が映り込まずに撮影できた映像は貴重と言えそうです。

 SNS上では解体作業が本格化した会場に姿に、「え!!?」「うわー」「切ない」「ついに。。。こんなことに。。。」「ゲートはもう夢の洲じゃ無くなった」とショックを受ける声が広がっています。また、巨大モニターや階段装飾など変わらない部分に対しては、「人がいなかったので夢洲駅のミャクミャク様撮れた うれしい」という声も見られました。

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閉幕翌日には通常アナウンスに切り替え

 ちなみに、閉幕翌日の10月14日には、より多くの“万博ファン”が夢洲を再訪。Osaka Metro中央線で夢洲駅へ向かう際に通常アナウンスが流れる様子(開幕中には万博用のアナウンスと、音楽デュオ・コブクロによるオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」が流れていた)などがSNS上に投稿されていました。

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「万博ロス」でミャクミャクのグッズにとんでもない人気

 また夢洲を訪れる人は少なくなっても“万博ファン”の熱は冷めておらず、「万博ロス」とともに公式キャラクター・ミャクミャクの人気が加速。ジッパーポーチ、巾着、ネジザウルス(潰れたネジ、錆びたネジの取り外しに使えるもの)、アクリルネームタグ、ネイルシール、ドライ小粒納豆など、ミャクミャクを起用したグッズの数々の人気が高まっています。

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