デザインがよくて捨てづらい端紙を折っていくと……　目からウロコのアイデアに「ねぇー！天才」「包装紙とかでもやってみたい～」

　柄はかわいいけど小さくて使いづらい紙。そんな捨てられない端紙を生まれ変わらせるアイデアがX（Twitter）に投稿されました。動画は記事執筆時点で147万回以上再生され、1万3000件を超えるいいねを集めています。

　動画を公開したのは、創業100年京都の和小物製品メーカー「谷口松雄堂」の公式X（@taniguchi_s_y_d）です。過去には、ピンクの折り紙を使った春らしいアイテムの折り方が話題になりました。

紙とゼムクリップで作る“紙クリップ”

　何かに使った残りとはいえ、美しさ故に捨てられない端紙の数々。今回はこれとゼムクリップを使い、本に跡を残さない紙クリップの作り方を紹介しています。なお、使用しているのは手染めした友禅紙のあまりだそうです。美しい……!!

　使用したのは幅約5センチ、長さ約15センチと約10センチの端紙です。長い方は本を閉じると飛び出た先端が目印になる“タグクリップ”に、短い方は本から飛び出さない紙クリップを作るために使用します。

作り方

　作り方は、まず短辺を3つ折りにして細長い形にしていきます。次に細長い紙の先端にゼムクリップの短い方が手前になるように挟みます。紙を手前にくるくると折りながらクリップに巻き付けていき、最後は内側に折り込んだら完成です。

　本から飛び出るタグクリップを作る場合も基本的な作り方は同じですが、クリップの上側にタグとして出したい大きさを残してくるくると巻き付けていく必要があります。

　挟んでも紙が保護してくれてクリップの跡がつかず、大事な本にも安心して使えそうですね。なお、内側に接着剤を付けて固定すると、クリップを外す際に紙が緩んでこないというアドバイスも伝えています。作り方の詳細はYouTubeで公開しているので、気になった人はぜひチェックしてみてください。

「かわいい上にエコ！」と反響

　リプライ欄には「かわいい上にエコ！」「ねぇー！こう言うの考える人、天才だと思うんだけど」「包装紙とかでもやってみたい～」「傷をつけたくないもののまとめに最高だわ」「これは真似したい」「むちゃくちゃ素敵なアイディア」「プレゼントしても喜ばれそう」という声が寄せられていました。

　谷口松雄堂はX（@taniguchi_s_y_d）の他、Instagram（@taniguchishoyudo）やYouTubeチャンネル「谷口松雄堂 TaniguchiShoyudo」、TikTok（@taniguchi_s_y_d）からも和雑貨や折り紙の折り方などを発信しています。

動画提供：谷口松雄堂公式X（@taniguchi_s_y_d）