ダイソーで買える草刈り用ナイロンコードの性能を検証する動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で19万回を超えており、1100件以上の高評価を獲得しています。

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3種類のコードを比較

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「WASABI CHANNEL」。投稿者さんはバッテリーで動くものが大好きで、道具のレビュー動画やDIYの様子などを公開しています。

 ナイロンコードは、金属刃(チップソー)の代わりに草刈り機のヘッド部分へ取り付ける道具。ヘッドの両端から出ているコードが高速回転することで草を刈り取れます。

白と赤、青のコードをレビュー

 ダイソーのナイロンコードは、長さ12メートルの白コードと赤コード、長さ10メートルの青コードの3種類。それぞれ断面の形状や太さは異なりますが、価格はどれも税込み220円です。なお、投稿者さんが使っている林業用アクセサリーブランド「オレゴン」のコードは10メートルで計算すると748円ほどだそうです。

 その実用性を確かめるべく、パワフルなことで知られる「ミルウォーキーツール」の草刈り機でテスト! 収穫を終えた田んぼの近くに生えている草を刈っていきます。

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それぞれの性能は……

 まずは断面が丸い白コードをセット。「一瞬でちぎれるだろ」という予想に反し、群生している草をどんどん刈ってくれました。土手の草より太くて丈夫なイネも問題なく刈り取れます。

問題なく使える!

 しかし、田んぼ用のガードなど硬い場所にぶつかった際はちぎれやすい様子。新しいコードを自動的に出す「繰り出し機能」もスムーズに働きますが、場合によってはヘッド部分を外してコードを再セットする必要があります。

状態によっては再セットが必要

 続いて、断面が四角い赤コードの“刈り味”をチェック。刈った後の草を粉砕する力や耐久性は高く、白コードと同じ当て方で刈ってもちぎれません。

とがっているため注意して使おう
白コードより丈夫でパワフル!

 最後はコードがツイストしている青。白と赤の太さが2.4ミリなのに対し、青は3ミリとやや太めです。回転時の音の激しさや草の刈りやすさは白と赤の中間くらいで、そのオールマイティーな感じに「これ一番良いかもしれない」とコメントしました。

青いコードはやや太め
一番良いかも!

 さらに性能を調べるべく、茎が太い草も刈れるのかテストします。3種の中で最も耐久性が低い白コードでも、大人の小指くらいの太さまでなら対応可能なようです。また、対象物に当てる時間の長さや当て方にもよりますが、赤や青ならより太い草も刈り取れると分かりました。

太い草にも使える
やはり赤コードは丈夫
青コードもここまでいける!

 検証を通じて、“3種類のコードの中では個人的に青がオススメ”という結論に至りました。駆動音の大きさと刈りやすさのバランスが取れていると感じたそうです。価格が220円なため、他の2種と比べてコード自体がやや短くても問題ありません。

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その場の代用品としてはアリ

 日頃から使っているオレゴンの「テラマックス」と比べた場合、耐久性の面で見劣りするため草刈り仕事には使わないとのこと。しかし、緊急で代用するケースや自宅周辺の草を刈る程度の用途であれば“買うのはアリ”だとしています。

 コメント欄には、「すげえなw」「良いコト教わった!」「ミルウォーキーの18Vのパワーにビックリ」「Milwaukeeのパワーに耐えられる強度はあるんですね」「基本チップソーたまにナイロンな私はこれでいいなー」などの感想が寄せられています。

 投稿者さんは同チャンネルの他、X(Twitter/@kuroiwa_wasabi)とInstagram(@kuroiwa_wasabi)、ブログ、草刈り専用チャンネル「NINJA Mowing」も運営中。また、LINEスタンプロゴ入りグッズも販売しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「WASABI CHANNEL

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