ズボラ主婦が築17年建売のボサボサ庭を手入れして3年後……　「凄過ぎます 尊敬しかない」「プロ以上のセンス良さに感動」

　建売住宅の庭で行ってきた日々のお手入れを、3年分まとめた動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で11万回を超えており、2500件以上の高評価を獲得しています。

一念発起してきれいにした庭のその後

　投稿したのは、YouTubeチャンネル「ズボラP」のズボラPさん（以下、Pさん）。今回の映像は、以前に公開した動画「その庭見られています！」の続編であり、荒れていた庭を頑張ってキレイにしてから3年の間、どのようなお手入れをしてきたのか説明しています。

　本記事ではPさんが行ってきたガーデニングの内容をいくつかピックアップ！　「1年目」「2年目」「3年目」とカウントし、それぞれの場所の変化を紹介します。

　草木はいつまでも同じ姿をしておらず日々成長するもの。その変化は見ていて楽しいですが、育ちすぎるととんでもないことになってしまいます。Pさんの庭も例外ではなく、1年目の夏にはフェンス前やポスト前の花壇が緑で覆われてしまいました。

　一緒に暮らしているワンちゃんが芝生で遊べなくなり、家の外壁工事の予定も入ったので、再び庭の手入れを開始。草を徹底的にむしり、形がいびつになった木をどんどん剪定（せんてい）します。

アカシアの3年

　玄関前へ倒れこむように伸びてしまったアカシアは、隣に住んでいる人の許可を得た後、ひもを使ってフェンスに固定。姿勢を正してから枝を短くして樹形を整えます。

　秋と冬を乗り越え、アカシアはすくすく成長。2年目の春には黄色い花がたくさん咲いたので、枝を切り取って部屋に飾ったり、友人にプレゼントしたりして春の訪れを楽しみました。

　同年の秋に再び剪定を実施。年が明けて3年目の春にはより樹木らしい姿で、よりたくさんの花を咲かせました。枝が伸びて垂れ下がってきたため、幹の部分までバッサリ切り落とします。

花壇を彩ったものたち

　ポスト前の花壇には1年目の秋に葉牡丹を植えました。雪に埋もれてしまうこともありましたが、寒さに負けず成長を続けて2年目の春に開花。アブラナ科らしく、縦方向に長く伸びた立派な花を披露しました。

　2年目の5月に葉牡丹は全て撤去し、代わりに複数の花を植えました。その中でもサーモンピンクのジニアが大繁殖。同年の12月半ばまで花壇を彩ってくれました。現在の花壇には紫やピンク、オレンジなどさまざまな色と形の花が咲いています。

スリットを埋めていたら……

　この家の駐車スペースにはスリットが入っており、メンテナンスを怠るとすぐスリットが草だらけになってしまいます。そこで水をかけると固まる砂でスリットを埋め、薄いピンコロ石を敷き詰めました。

　2年目の6月にスリットを埋めてから1年後。草は一切生えなくなり、ゴミや落ち葉もたまらなくなりました。しかし、車が出入りする部分に設けた目地は、車両の重みで割れてしまったそうです。より強固な物とするべく前回よりも深く掘り、固まる砂の代わりにドライモルタルでスリットを埋めることにします。

　慣れない作業に四苦八苦していると、見知らぬおじさんが声をかけてきました。この人は元左官職人で、作業が気になったため声をかけてくれたそうです。

　あれこれ教える内に火が付いたのか、おじさんは自分でピンコロ石を埋め始め、ついにはPさんに代わって仕上げの工程まで行ってくれました。これはうれしい！

　この他にも、効率化のため芝刈り機を導入し、モッコウバラを支える飾りとしてアンティーク風のアイアントレリスを設置。タイルをきれいに磨くなど、3年間で実施してきたガーデニング作業の詳細は動画で確認できます。

　コメント欄には、「内装・ガーデニング・字幕・選曲どれも素晴らしい～プロ以上のセンス良さに感動してます。ありがとうございます！」「通りすがり師匠！　仕上がりさすがにめちゃめちゃきれいですね!!」「通りすがりのおじさま 神としか言いようがありませんね」「虫さんも植物もイキイキですね」「虫たちも愛でながらの作業はとてもすてきです！」「いくつものドラマを一本で見せてくれる潔さ」「毎回主様のセンスに脱帽です　白いタイルと玄関がすっごく合って素敵です」「見応えがすごかったです」「いや～ほんとに、すごいですね。。外注するようなことまでご自分で」「盛りだくさんでしたー」「流石です！　凄すぎます 尊敬しかない」などの感想が寄せられています。

　同チャンネルでは、夫が購入した居抜き店舗をたった1人でDIYする様子や、Pさんがズボラを卒業するまでの2年間の経緯などを見ることができます。

動画提供：YouTubeチャンネル「ズボラP」